テスラのブライアン・ウィート、痩せるため「指を突っ込んで食べたもの吐いてた」
テスラのベーシスト、ブライアン・ウィートはかつて、体重が増えるのを恐れ、口に指を突っ込み食べたものを吐き出していたそうだ。
◆テスラ画像
彼は、KNAC.COMのインタビューでこう明かした。「ああ、そういうのはスーパーモデルかなんか限定って思われているが、そうじゃない。実を言うと、俺は太った子供だったんだ。減量したんだよ。『Mechanical Resonance』（1986年リリースのテスラの1stアルバム）時代の写真を見てみろ。俺は太ったガキだった。あの後、すごく減量したんだ。俺らが出てきたときは、みんな、イメージを重視していた。MTVがビッグだった時代だ。俺は太りたくないばかりに、口に指を突っ込み始めた。3、4年そうしてた。88年、89年、90年、それに91年ずっとだ。いまはわかるよ。どんどん悪い方向に進むってやつだ」
「この数年はやってない。当然、体重は増えた。でも、それは自己免疫疾患のせいだ。定期的にプレドニゾン（免疫抑制作用を持つホルモン剤）を飲んでる。それ飲みながら痩せているのは難しい。体重が増加するステロイドなんだ」
そうでなくとも、いまは「そのままの自分に満足している」ようになったという。ウィートは自伝『Son Of A Milkman: My Crazy Life With Tesla』の中で摂食障害については詳しく綴っており、「アイオワ、デモインの少年や少女に読んで欲しい。俺は君らと同じなんだってことを知って欲しい。乗り越えることはできるんだ。同じ問題を抱えている人たちはたくさんいる。性別は関係ない。誰にでも起き得る」と話した。
『Son Of A Milkman: My Crazy Life With Tesla』はアメリカで12月15日に出版される。
Ako Suzuki