やくしまるえつこ、六本木ヒルズに“変異体”を潜ませる

やくしまるえつこの作品『わたしは人類』の特別企画＜やくしまるえつこ『わたしは人類：ミューテーションヒルズ』＞が、東京・六本木ヒルズ全域にて、本日2月14日（金）よりスタートする。

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『わたしは人類』は、やくしまるが“人類滅亡後の音楽”をコンセプトにバイオテクノジーを用いて制作し、「音源」と「遺伝子組換え微生物」という形式で発表した作品。同作はオーストリアのメディアアート賞『アルスエレクトロニカ』が実施しているアワード『STARTS PRIZE』でグランプリを受賞し、その後も各地の美術館で展示され、東京・森美術館にて開催中の展覧会＜未来と芸術展：AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか＞でも話題を呼んでいる。

今回の特別企画＜やくしまるえつこ『わたしは人類：ミューテーションヒルズ』＞は、スマートフォンで特設サイトを開き、六本木ヒルズを歩き回ることで、やくしまるが仕掛けた5種類の“『わたしは人類』変異体”が見つけられるというユーザー参加型企画だ。

各“変異体エリア”に到達すると、アート・リンゼイや真鍋大度による「わたしは人類」のリミックス音源や、漫画家のウィスット・ポンニミットが『わたしは人類』をモチーフに描き下ろしたマンガ作品など、計5種の“変異体”を楽しむことができる。




また、2月15日（土）からは、3期にわたって六本木ヒルズ森タワー52F 東京カルチャーリサーチにて開催中の＜YXMR FASHION RESEARCH やくしまるえつこ衣裳展＞の最終期がスタート。SINA SUIENが制作したオリジナル衣裳の数々が初展示される。

さらに、＜わたしは人類：ミューテーションヒルズ＞を記念して、コラージュアーティスト・河村康輔による＜YXMR FASHION RESEARCH やくしまるえつこ衣裳展＞のコラージュビジュアルを用いた変異版ポスターが公開された。