【ライブレポート】<17 Music Wave>人気TOPライバー10組集結!多彩な才能が豪華競演
365日24時間ライブ配信できるアプリとして世界中で人気の“17 Live(イチナナライブ )”が、<17 Music Festival>に続いて新しく立ち上げた音楽ライブイベント<17 Music Wave>。その第1回目が1月25日、東京・渋谷Veata SHIBUYAにて行われた。場内には第1回目のステージ出演権をかけたオンラインイベントを勝ち抜いてきた総勢10組の人気TOPライバーが集結。これまでスマホの画面越しで応援してきたライバーのライブがじかに観られるということで、この日は名古屋や北海道、遠くは台湾からもライバーたちのファンが各々応援グッズを手に、会場にかけつけた。そして、イベント終了後にはライブ来場者と「17 Live」アプリ内で、イベントに出演した10組のライバーの人気投票がスタート。獲得投票数のなかから、1位を獲得した人は「BARKS」インタビュー記事掲載権が与えられる。本記事ではライバーたちが熱いライブを繰り広げたイベントの模様をレポートする。
◆<17 Music Wave Vol.1>ライブ写真
■鈴木龍二
「きたきたきたー!」と雄叫びをあげながらトップバッターとして舞台に現れたのは鈴木龍二。オレンジ色の短髪ヘア、赤いボディペイントを入れた素肌にジャンパーというワイルドな出で立ちで、まずは自分のもっとも得意とするドラムでイチナナBANDと熱いセッションを繰り広げながら、DJのようにエアーホーンまで入れていく。次はドラムから離れ、ハンドマイク片手にジャンパーを脱ぎ捨て、バキバキに割ったシックスパックを露わにしながらラップを披露。曲のアウトロではマイクを置いてバック転からトルネードターン、ウィンドミルと大技をつなげるなど、ドラマー&DJ&ラップ&ダンサーと自分の特技を全方向から網羅したアクトで観客を驚かせた。
■三田結菜
次は京都出身の“ドラムヴォーカリスト&シンガーソングライター”の三田結菜がヘッドセットをつけ、オンステージ。笑顔でキレのいいビートを叩き出しながら「コンプレックスバンザイ」〜「HIGE」をメドレーで歌うと、「コンプレックス〜」ではオーディエンスが“ばんざ〜い”と歌いながら手をばんざいし、「HIGE」では曲間に“HIGE HIGE HIGE HIGE”と三田と観客でコール&レスポンスを行なうなど、場内にはあっという間に一体感が広がっていった。「直接みんなの顔を観て演奏できる時間が幸せです」と感想を述べたあとは「ハロー」へ。軽快なマーチングドラムを響かせながら、爽やかなメロディをオーディエンスに届けた。
■千野哲太
歌い手だけではなく、奏者たちのライブ配信でも盛り上がっている現在の”17 Live”。続いては、正統派クラシックからEDMまでをクロスオーバーさせたレパートリーでサクソフォーンの多様性をアピールしている東京藝大の千野哲太が登場。最初は誰もが知っているヒット曲をテンポよくつないだメドレーで、初めてサックスの生演奏を観る人たちも分かりやすくこの楽器が放つ音色をアピール。そのあとはEDMな「feroce」では高速フィンガリング、「ペガサス」では夜空に浮かぶ星を旋律で描き、有名バラードのカバーでは高ぶる演奏でこの曲をエモーショナルに演じあげてみせ、過去に “日本チャンピオン”にもなった奏者の腕前を存分に見せつけていった。
■MASUNARI
続いて登場したのは、イチナナの音楽イベント連続出場記録を更新し続けているMASUNARI。人気、実力ともにひとつ群を抜いたスターライバー登場に、客席がわきたつ。そして、ライブが始まるとその抜群の歌唱力に、会場を埋め尽くしたオーディエンスが聴き惚れる。得意な英詞をフィーチャーしたEDM風のソウルチューン「UTOPIA」は、地声とシルキーなファルセットボイスを使い分けて男女の駆け引きをオシャレに歌いあげるテクニックで観客を魅了。今年UNIVERSAL MUSIC JAPANからメジャー配信リリースしたアルバム収録曲「メロディー」は、心にグッとくる感動的な歌を讃えるように、フロアから大きな拍手が沸き起こった。
■uuna
白いペンラ片手に、「みんな、踊ってー!」と叫びながら元気よくステージに飛び出してきたのは、沖縄から配信を続けているuunaだ。歌いながら曲のなかに自ら“ちゃちゃーん”と入れる合いの手、ペンラを振って振り付けを踊ってオーディエンスをのせていくポーズ。すべてがいちいち可愛くて、ファンは釘付けに。フロアがあたたまってきたところで曲調がガラリと変わり、次はアコギを弾きながらオフマイクでじっくり生歌を聴かせる弾き語りパートへと展開。ここで意外な表情を見せたあとは、再び元気なuunaへ。曲中の“ナイス”の大合唱をみんなで楽しんだあと、ライブをJUMPで締めようとして失敗する姿まで愛嬌たっぷりのアクトで、会場を賑わせた。
■ゆちぴよ
ゆちぴよがステージに現れると、まずはその美しさに見とれる。それもそのはず。彼女は昨年、17 Liveが2周年記念として開催した17 Liveと花王がコラボしたオーディションで“17ケープビューティー賞”を獲得し、現在ケープのイメージモデルとしても活躍している美人ライバーなのだ。オーディエンスの前でライブをするのは今回が初めてということだが、そんなことは感じさせない歌いっぷりでフレッシュなステージングを披露。生で聴くゆちぴよの声は、あの顔からは想像できないほど芯があってパワフル。オーディエンスが振るスマホの白いライトに包まれながら届けたバラードでは、じっくりと聴き入る観客に対し、歌への強い思いを伝えていった。
■高松あい
演奏前にステージに一人出てきてチューニングをした後、ライブを始めたのはヴァイオリニストの高松あい。モンティの「チャルダッシュ」は哀愁を帯びたゆったりパートが一転して軽快な超絶速弾きパートに移行する部分を、小柄な体からは想像できないダイナミックな演奏で格好よくきめたパフォーマンスは圧巻の一言。演奏が終わるや否や、場内に大拍手が響き渡ると高松は礼儀正しくお辞儀をしてお礼を伝えた。
■美沙
昨年開催した<17 Music Festival Vol.4>にも出演していた美沙がステージに現れると、登場を待ち構えていたファンが「美沙!」と叫んで熱い声援を送る。エレピの前に座った彼女は、いきなりメッセージ性の高いバラードソングのカヴァーの弾き語りを始めた。この歌が、この声が誰かに届きますように。切実な思いを噛み締めながら歌っているのがひしひしと伝わってくる。音楽活動を続けるのは次の誕生日までにしようと決めて昨年17 Liveを始めたら、いきなりFESに出られた。「“イチナナ”がなければ音楽続けてなかったので本当に感謝しています」と涙声で真摯な言葉を投げかけ、今後も歌い続ける気持ちを綴った「だから今、この場所で」を披露した。
■Laco(EOW)
続いて、トレンチコートをファッショナブルに着こなし、颯爽と舞台に登場したのはLaco。クールビューティな顔と、凛とした佇まいがスタイリッシュ。自身がヴォーカルをつとめるバンド、EOWのオリジナル曲「U」の演奏が始まると、会場はとたんに都会的なムードに包まれる。ブラックミュージックをベースにしたグルーヴィーなシティポップサウンドにのっかるLacoのヴォーカルは大人っぽく、ときにはアンニュイな雰囲気をただよわせる。「みんなのスイッチを入れるよ」といってダンサブルな「ON」を歌い出すと、Lacoはコートの前ボタンを外し、自らを解放。するとオーディエンスも楽しそうに体を揺らし、クラップを入れながら音に酔いしれた。
■harami_piano
今回のイベントのトリを飾るのは「ピアノの敷居を下げたい」、「自分を通してピアノをより身近なものに感じて欲しい」という思いで活動を行なっているポップスピアニストのharami_piano。マニッシュなパンツスーツ姿で登場し、ご機嫌な表情を浮かべてノリノリでピアノを弾き出すと、フロアにも笑顔が伝染。懐かしいJ-POPのヒットソングに独自のアレンジを加えてカヴァーしていくプレイは、間近で観ると本当にスリリング。感情をそのまま爆発させるようにヘドバンをしたり、ときには椅子から立ち上がり、鍵盤を拳でバーンと叩くというエネルギッシュなパフォーマンスで場内を最高の盛り上がりへと導いていき、ライブは大盛況のなかフィニッシュ。
出演者のライブが終わったあと、フィナーレは10組の出演者全員がステージに集まり、この日限りの豪華コラボステージを繰り広げ、第1回目の<17 Music Wave>は大団円でフィナーレを迎えた。
なお、BARKSでは今後、本イベントの投票で1位を獲得したharami_pianoさんのインタビューをお届けする。
取材・文◎東條祥恵
◆<17 Music Wave Vol.1>ライブ写真
■17 Liveについて
日本No.1ライブ配信アプリ「17 Live(イチナナライブ)」はスマホひとつあれば、いつでも誰でもどこにいてもライブ配信を楽しめる最先端アプリです。グローバルに展開し、全世界4,200万人以上のユーザーを誇るイチナナでは、参加した方全員が一緒に盛り上がることができる様々なイベントや、新たなスターを生み出すオーディションなどを壮大なスケールで展開してます。
ここにしかない瞬間を24時間365日いつでも満喫できるエンターテイメントアプリ!
それが「17 Live(イチナナライブ)」です。
■ダウンロード
アプリ名 :17 Live(イチナナ) - ライブ配信 アプリ
アプリ本体:無料
※一部有料アイテムがあります。
対応端末 : iPhone/Android版
提供場所 :App Store https://itunes.apple.com/jp/app/id988259048?mt=8Google Play https://play.google.com/store/apps/details?id=com.machipopo.media17
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