ヤマハ、インテリアになじむ木目調デザインのスタイリッシュな自動伴奏機能付きキーボード「PSR-E360」
リビングルームのインテリアにマッチするデザインのキーボードがヤマハから登場。生活空間に溶け込む木目調のデザインを取り入れた「PSR-E360」が、メイプル調とダークウォルナット調のラインナップで11月13日に発売される。
▲メイプル調のPSR-E360MAは、サンバーストのギターやラテンパーカッションを思わせる明るい色。木目部分は木のような触感をイメージするがつるつるした樹脂製のパネルだ。
▲ダークウォルナット調のPSR-E360DW。より木目を生かしたシックな仕上がり。こちらも樹脂製で触り心地はメイプル調と同じ。本体は非常に軽くらくらく持ち運べる。
「リビングルームに置くなら黒よりもインテリアにマッチするキーボードが欲しい」。そんな要望に応えて誕生したのが「PSR-E360」。フローリングの部屋にマッチする、周りの家具と調和する、そんな2カラーを用意。メイプル調とダークウォルナット調から選べる。譜面立ては本体に合わせて黒と茶色をセレクト。ボディを丸みをおびた流線型にすることで優しいイメージも演出している。
おもなターゲットは趣味でキーボードを楽しみたい30代~40代。低価格モデルながら鍵盤を弾く強さに応じて音に強弱をつけられる「タッチレスポンス機能」を搭載。表現力豊かな演奏が可能だ。
注目は世界中のリズムスタイル130種を揃えた伴奏機能。左手でコードを押さえ、右手でメロディを演奏すれば、ゴージャスなバッキング付きの演奏が可能。鍵盤の奥にあるボタンでイントロやメイン/フィルインを指定すれば曲の流れに合わせて伴奏も変化。エンディングを押せばいい感じのフレーズで曲を締めてくれる。ちなみにコード指定は、指1本でメジャーコード(ソを押せばG)、1つ左の音を加えればマイナーコード(ソとファ#を押せばGm)と、簡易的な押さえ方も用意。初めてでも短時間で伴奏付きの演奏が楽しめるようになる。内蔵曲を使ったレッスン機能とあわせてビギナーにうれしい機能が揃っているというわけだ。
▲ACMPボタンで自動伴奏をON、INTRO/ENDING、MAIN/AUTO FILLで伴奏が変化。SYNC STARTを押しておけば、鍵盤を押すことで伴奏がスタートする。
スピーカーは12cm×2、出力2.5W+2.5Wで家での演奏には十分な音量。足りなければステレオ標準フォーン(ヘッドホン/外部出力兼用)での外部出力で対応できるはず。また、外部機器を接続できるAUX IN(ステレオミニ)も装備。スマホ内の曲もキーボードのスピーカーから鳴らすことができる。
重さ4.0kg、寸法940×316×100mmと軽量・コンパクトなので、気軽に持ち運びが可能。オプションでソフトケースも用意する。その他おもなスペックは、鍵盤はフルサイズ61鍵、音色数は400(384音色+16ドラム/SFXキット)、最大同時発音数32、エフェクトはリバーブ×9種、コーラス×5種、マスターEQ×6種、ウルトラワイドステレオ×3種を用意。サスティンペダル入力を備えるが、MIDIはなし。電源は付属のACアダプターのほか、単3×6本でも動作する。
▲パッケージも本体に合わせてこれまでの同社製キーボードにはなかったデザインを採用。ショップから持ち帰る時に目をひくだけでなく、YouTubeの開封動画でも映えそうな仕上がり。
製品情報
価格:オープン(市場想定価格 22,000円 税別)
◆PSR-E360DW
価格:オープン(市場想定価格 22,000円 税別)
発売日:2019年11月13日
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