ゴースト「アクセプトは正当に評価されていない」
ゴーストのフロントマン、トビアス・フォージは、アリス・クーパー、アクセプト、ABBAらに影響を受けてきたが、アクセプトに関しては、その素晴らしいソングライティング、完成度の高さが正当に評価されていないと考えているそうだ。
◆ゴースト画像
フォージはオーストラリアの音楽番組『Rage』で、こう話した。「彼らは、長年見過ごされてきたと思う。ヘヴィ・メタルの世界では必ずしもそうではないが、音楽の歴史全体では間違いない。スコーピオンズはあのビッグなバラードでより知名度があるが、彼らの弟分アクセプトは、僕はずっとファンだけど、あの素晴らしいソングライティング、完成度、ガッツの功績は間違いなく、十分には認められていない」
また、アリス・クーパーがいなければ、今の自分たちはないと話した。「アリス・クーパーなしのショック・ロックなんてあり得る? 彼がロックンロール全般でどれほど重要な存在か説明するのに上手い言葉が見つからない。それに、僕らも劇場型ショック・ロック・バンドであることを踏まえれば、アリス・クーパーなくして僕らはないよ」
ゴーストは現在、メタリカの<WorldWired>ヨーロッパ・ツアーに参加中。来年初めには、本国スウェーデンで1位、全米で3位に輝いた4枚目のスタジオ・アルバム『Prequelle』(2018年)に次ぐ新作の制作を始める予定だという。
Ako Suzuki