DA PUMP、2018年最初で最後の単独ライブでベストアルバムのリリースを発表

DA PUMPが10月10日、東京国際フォーラムAにて行われたワンマンライブにて、12月にベストアルバムをリリースすることを発表した。

◆ライブ画像

＜LIVE DA PUMP 2018 THANX!!!!!!!＞と題された本ライブは、DA PUMPにとって2017年6月のデビュー20周年記念ライブ以来、約一年四カ月ぶりのワンマンライブ。5月にリリースされた「U.S.A」の大ヒットを受け、改めてファンに感謝を伝えたいという思いをこめて開催された。

ライブは今までの軌跡をたどったライブツアーのタイトルや音楽をまとめたオープニングムービーのあと、「U.S.A」でスタート。ファンもみんな一緒になって“いいねダンス”を踊るなど、初っ端から最高の盛り上がりだ。そこから「Rhapsody in Blue」や「ごきげんだぜっ！ 〜Nothing But Something〜」「if...」などの代表曲も含め、新旧交えた全18曲を披露した。アンコールではファン、メンバー、スタッフ、すべてに感謝を伝え、ISSAがソロで「Stay Together」をパフォーマンスする場面も。そしてオーラスも「U.S.A」で締めくくられた。ISSA以外のメンバーによるダンスパフォーマンスコーナーもあり、DA PUMPというグループの魅力を堪能できる二時間半だった。


そしてライブ本編中、ISSAの口から12月12日にベストアルバム『THANX!!!!!!! Neo Best of DA PUMP』をリリースするという発表があった。本作には「U.S.A」はもちろん、デビュー曲「Feelin' Good 〜It's PARADISE」から「New Position」までがボーカル・リレコーディングして収録されるとのこと。ベストアルバムとしては約12年9カ月ぶりのリリース、現メンバーでは初のアルバムとなる。

ライブの前には記者会見も行われたのだが、その中でISSAはベストアルバムについて「それぞれに良さはあるですけど、今の俺らのテイストが聞ける。面白いアルバムになったなと思います」と語っていた。ちなみに「U.S.A」のYouTube再生回数が現在9,000万回を突破していることについては、聞いてくれる人に感謝しつつも全員未だに実感はないそうで「よくわからなすぎて。何がどうなってんだという感じ（笑）」とのこと。ただし「たまにグリーン車に乗れるようになった」「女子高生に囲まれた」という経験はあったそう。


なお、本日の公演はDA PUMP にとって年内ラストの単独ライブとなるが、会見で年末の予定を聞かれたメンバーは「みんなそれぞれ実家に」とジョークを飛ばしつつも、「25日以降の予定は空けてあります（笑）！」とNHK『紅白歌合戦』を意識したコメント。ISSAの中には『紅白歌合戦』に対して「みんなをそこに連れていきたい。また一緒にあの景色を見たい」という思いもあり、また他のメンバーにとっては「兄さんが見た景色を見たい」という思いもあるようだ。ベストアルバム発売、そしてその後にDA PUMPがどのような動きを見せてくれるのかに期待したい。



◆DA PUMP オフィシャルサイト