スティーヴ・ペリー、ジャーニー脱退時を振り返る

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この秋、24年ぶりとなるソロ・アルバム『Traces』をリリースするスティーヴ・ペリーが、DJ/ジャーナリスト、エディ・トランクとのインタビューで、ジャーニーを脱退したときの心境について語った。

◆スティーヴ・ペリー画像

SiriusXMのトランクの番組にゲスト出演したペリーはこう話した。「脱退した理由は、僕が燃え尽きたからだ。僕の心の中では、音楽に対する愛が本当にどんどん疑わしくなりつつあった。それで止めなくてはならないって気がしたんだ。止めるのは…、彼らと一生懸命築き、すごく愛してきた母艦を離れるのは全くもって簡単なことじゃなかった。タフだった。ずっとやり続けてきて、突然、壁にぶち当たったんだ。“これ以上もうできない”って言ったんだよ。メンバーは“なんだって?”って感じで僕を見てた。ファンに向けこんな爆弾を落とすのは簡単なことじゃない。でも、止めて、しばらく離れる必要があったんだ」

また、2017年、ジャーニーがロックの殿堂入りした際、彼らとパフォーマンスしなかったことについて、「僕は今あのバンドにいるわけじゃない。ずい分経つ。アーネル(・ピネダ)はもう10年近くあのバンドにいる。彼はいい子で、素晴らしい子だ。彼は毎晩、心を込めて歌ってる。あれは彼のギグだ」と話し、式典でピネダと会ったとき「彼が僕を見る目には、愛情がこもってた。まるでお祖父ちゃんにでも会ってるようだったよ(笑)」と、笑わせた。

1994年の『For The Love Of Strange Medicine』以来となるスティーヴ・ペリーの新作『Traces』は10月5日リリース。今週水曜日(8月15日)、アルバムのオープニング・トラック「No Erasin’」が公開された。

Ako Suzuki



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