【インタビュー】ザ・フーパーズ 陽稀&未来、<COLORS2018>出演の抱負は「“イケメン女子”という新たな文化を広めたい」
▲左から陽稀、未来
7人組ボーイッシュガールズグループとして活動するザ・フーパーズの、2年振り2度目となる<COLORS>出演が決定! メンバーの陽稀は学生時代に主催のESP学園に在籍&4カ月の活動休止から復帰したばかりということで、その意気込みも大きい。彼女らのコンセプトである“イケメン女子”について、ヴォーカルリーダーの未来とともに語ってくれた。
◆ ◆ ◆
──<COLORS2018>の出演が決定して共演陣を知らされた時、率直にどう思われました?
未来:率直に言うと“SILENT SIRENさんが出る、やった!”って(笑)。新木場COASTのステージに立てる機会もなかなかないので、もちろん嬉しかったです。
陽稀:私はESP出身なので学生時代に授業の一環として<COLORS>は観に行っていたんですけど、すごく特別感があったんですよ。大きなイベントですごく楽しかったし、しかも、その時にもSILENT SIRENさんが出演していたので“あの時観た人と一緒に出られる!”ってなりました(笑)。あとSHAZNAさんは親の世代から聴いて知っていますし、新メンバーのドラムの夏芽さんがESP出身ということで、ライヴを拝見するのがすごく楽しみです。
──今回の出演者は全バンド初めての顔合わせですよね。ちなみにザ・フーパーズは7人組ですが、おふたりはグループの中で何担当なんでしょう?
未来:私はヴォーカルリーダーを務めてます。ザ・フーパーズは全員歌うんですけど、最初に私がレコーディングをして、全員分の仮歌を入れるんですよ。
陽稀:それを聴いて他のメンバーは曲を覚えるし、ライヴでも未来は歌割りが多い中で踊ってるからすごいなと。私は“煽リーダー”として、ライヴになると率先して声出してます。例えば“盛り上がっていけんのか!”とか(笑)。もともとヴィジュアル系が好きなんで、自分の中に“ライヴ=煽り”っていうのがあったんですよ。最初はやってなかったんですけど、海外でライヴをした時に“日本語が通じない中でどう盛り上げるか?”ってところから始まったんですよね。
未来:体調不良で陽稀が休養してた時はライヴが大人しくなっちゃったような感じがあって、やっぱり煽リーダーの存在は大きかったんだなぁと改めて思いました。あとはファッションリーダーでもあって、トークイベントや撮影の衣装を考えてくれたりするんですよ。メンバーだからこそ仲間の個性をより分かってくれていて、それぞれに合ったものを毎回ちゃんと持ってきてくれるんです。
──では、そんなおふたりから、今回共演するアーティスト陣に何か聞いてみたいことや話したいことってあります?
未来:素人くさいかもしれないんですけど、“どうやって歌詞を覚えますか?”とか。私、ヴォーカルリーダーのくせに歌詞を覚えるのがめっちゃ苦手なんですよ! ソロライヴもやってて人前で歌う機会は多いのに間違えやすいんです(笑)。あとは間違えちゃった時の対処法とか、ほんといろんな人に聞いて回りたい!
陽稀:何年やってんだよ(笑)。自分はSHAZNAさんに、性別を超えて中性的であることの意識をうかがいたいですね。それこそヴォーカルのIZAMさんとか、女性のように美しい男性アーティストの元祖じゃないですか。逆に私たちは“イケメン女子”をコンセプトにしたグループなので、女性っぽくあるためにどんなことを意識しているのか? 例えば美容とか仕草にはどのように気を遣っているのか、気になりますね。
──今お話に出た“イケメン女子”を具体的に言うと?
未来:私たちって男性には出せない、女の子がイケメンになるからこそ生まれる綺麗な部分を自分たちの強みとして打ち出しているんです。だから“男装”ではなく、あくまでもイケメン“女子”なんですよ。
──宝塚の男役みたいに、“女性だからこそ分かる理想の男性像”を演じてるわけではないってことですね。
陽稀:そのへんは線引きがすごく難しいんですけど、“イケメン女子”という新しい文化を作り出していきたいんですよね。今までになかった概念だから、まだ理解してもらえてないところがたくさんあるかもしれないんですけど。
未来:特徴をひとつ挙げるなら、“とにかく自由”なんです! 今まで女の子らしいことも男らしいことも特にしてこなかった私でも、自由だから素のままやれてる。確かに“スカートは穿かない”みたいなルールはあるんですけど、それも全然苦じゃないし。卒業したメンバーとか、今もスカートはいてないんじゃないかな?(笑)
陽稀:もはや似合わないんですよ! ほんと自由なんで、女なんだからお行儀良くしなさいってことも、逆にめっちゃ男らしくしろってこともない。
未来:そうそう。脚を閉じたりもしないし、わざと広げたりもしない。中性すぎて性別がないんです。ちなみに、ザ・フーパーズには“女の子が綺麗になる魔法をかけてあげる”っていうフレーズがあるんですよ。女の子ってドキドキすると女性ホルモンが出て綺麗になるから、そのお手伝いをしようと。
◆インタビュー(2)へ
7人組ボーイッシュガールズグループとして活動するザ・フーパーズの、2年振り2度目となる<COLORS>出演が決定! メンバーの陽稀は学生時代に主催のESP学園に在籍&4カ月の活動休止から復帰したばかりということで、その意気込みも大きい。彼女らのコンセプトである“イケメン女子”について、ヴォーカルリーダーの未来とともに語ってくれた。
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──<COLORS2018>の出演が決定して共演陣を知らされた時、率直にどう思われました?
未来:率直に言うと“SILENT SIRENさんが出る、やった!”って(笑)。新木場COASTのステージに立てる機会もなかなかないので、もちろん嬉しかったです。
陽稀:私はESP出身なので学生時代に授業の一環として<COLORS>は観に行っていたんですけど、すごく特別感があったんですよ。大きなイベントですごく楽しかったし、しかも、その時にもSILENT SIRENさんが出演していたので“あの時観た人と一緒に出られる!”ってなりました(笑)。あとSHAZNAさんは親の世代から聴いて知っていますし、新メンバーのドラムの夏芽さんがESP出身ということで、ライヴを拝見するのがすごく楽しみです。
──今回の出演者は全バンド初めての顔合わせですよね。ちなみにザ・フーパーズは7人組ですが、おふたりはグループの中で何担当なんでしょう?
未来:私はヴォーカルリーダーを務めてます。ザ・フーパーズは全員歌うんですけど、最初に私がレコーディングをして、全員分の仮歌を入れるんですよ。
陽稀:それを聴いて他のメンバーは曲を覚えるし、ライヴでも未来は歌割りが多い中で踊ってるからすごいなと。私は“煽リーダー”として、ライヴになると率先して声出してます。例えば“盛り上がっていけんのか!”とか(笑)。もともとヴィジュアル系が好きなんで、自分の中に“ライヴ=煽り”っていうのがあったんですよ。最初はやってなかったんですけど、海外でライヴをした時に“日本語が通じない中でどう盛り上げるか?”ってところから始まったんですよね。
未来:体調不良で陽稀が休養してた時はライヴが大人しくなっちゃったような感じがあって、やっぱり煽リーダーの存在は大きかったんだなぁと改めて思いました。あとはファッションリーダーでもあって、トークイベントや撮影の衣装を考えてくれたりするんですよ。メンバーだからこそ仲間の個性をより分かってくれていて、それぞれに合ったものを毎回ちゃんと持ってきてくれるんです。
──では、そんなおふたりから、今回共演するアーティスト陣に何か聞いてみたいことや話したいことってあります?
未来:素人くさいかもしれないんですけど、“どうやって歌詞を覚えますか?”とか。私、ヴォーカルリーダーのくせに歌詞を覚えるのがめっちゃ苦手なんですよ! ソロライヴもやってて人前で歌う機会は多いのに間違えやすいんです(笑)。あとは間違えちゃった時の対処法とか、ほんといろんな人に聞いて回りたい!
陽稀:何年やってんだよ(笑)。自分はSHAZNAさんに、性別を超えて中性的であることの意識をうかがいたいですね。それこそヴォーカルのIZAMさんとか、女性のように美しい男性アーティストの元祖じゃないですか。逆に私たちは“イケメン女子”をコンセプトにしたグループなので、女性っぽくあるためにどんなことを意識しているのか? 例えば美容とか仕草にはどのように気を遣っているのか、気になりますね。
──今お話に出た“イケメン女子”を具体的に言うと?
未来:私たちって男性には出せない、女の子がイケメンになるからこそ生まれる綺麗な部分を自分たちの強みとして打ち出しているんです。だから“男装”ではなく、あくまでもイケメン“女子”なんですよ。
──宝塚の男役みたいに、“女性だからこそ分かる理想の男性像”を演じてるわけではないってことですね。
陽稀:そのへんは線引きがすごく難しいんですけど、“イケメン女子”という新しい文化を作り出していきたいんですよね。今までになかった概念だから、まだ理解してもらえてないところがたくさんあるかもしれないんですけど。
未来:特徴をひとつ挙げるなら、“とにかく自由”なんです! 今まで女の子らしいことも男らしいことも特にしてこなかった私でも、自由だから素のままやれてる。確かに“スカートは穿かない”みたいなルールはあるんですけど、それも全然苦じゃないし。卒業したメンバーとか、今もスカートはいてないんじゃないかな?(笑)
陽稀:もはや似合わないんですよ! ほんと自由なんで、女なんだからお行儀良くしなさいってことも、逆にめっちゃ男らしくしろってこともない。
未来:そうそう。脚を閉じたりもしないし、わざと広げたりもしない。中性すぎて性別がないんです。ちなみに、ザ・フーパーズには“女の子が綺麗になる魔法をかけてあげる”っていうフレーズがあるんですよ。女の子ってドキドキすると女性ホルモンが出て綺麗になるから、そのお手伝いをしようと。
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