初音ミクの“世界初”と“世界一”、10周年の記念日にメジャー2作が配信開始

初音ミクの発売10周年に合わせて、その歴史を語る上で重要な“世界初”と“世界一”を記録した2作品が配信リリースされる。

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2007年8月31日に発売され、明日31日に10周年を迎えるバーチャルシンガー・初音ミク。今回配信が決定したのは、2008年8月にCDリリースされたメジャーデビューアルバム『Re:Package』と、2009年3月にCDリリースされたリミックスアルバム『Re:MIKUS』だ。

『Re:Package』は、「Google Chrome」のテレビCMやファレル・ウィリアムスとのコラボレーション、BUMP OF CHICKENの楽曲へのフィーチャリング参加など、音楽シーンにおける初音ミクの華々しい活躍を牽引したアーティストであるlivetuneがVOCALOID（音声合成技術）にいち早く着目し、バーチャルシンガー・初音ミクが“歌った”メジャーデビュー作。“聖地巡礼”として毎年8月31日にファンがニコニコ動画にコメントを残すことも恒例となりつつある名曲「Packaged」をはじめ、「Last Night, Good Night」や「ファインダー」「ストロボナイツ」「虹色」などが収められた当時のベスト盤的な内容の作品で、音声合成による世界初のメジャーアルバムと言われている。


一方『Re:MIKUS』は、ryo(supercell)が参加した「虹色（Version by ryo from supercell）」やRAM RIDERによる「ストロボナイツ（RAM RIDER remix）」、イラストレーター・かんざき ひろがHiroyuki ODA名義でリミックスした「Light Song（Hiroyuki ODA remix）」などが収録された、『Re:Package』のリミックス（リ・ミクス）アルバムだ。その収録時間は80分45秒と、CDの限界とされる80分を上回る長さを誇り、こちらは“世界一収録時間の長いCD”と言われている。

『Re:Package』『Re:MIKUS』は初音ミクの誕生日にあたる8月31日（木）、ハイレゾやLINE MUSIC、Apple Music等の定額制聴き放題サービス、そしてiTunes他、各種配信サイトで一斉配信リリースされる。