SUPERBLOOD、メンバーの歩んできた人生を感じられる1stアルバムから最新ミュージックビデオを公開

ROCKバンドの究極を目指すSUPERBLOODが、1stアルバム『RAISE YOUR HANDS』をリリース。最新MV第二弾「IN-OUT」を公開した。さらに、渡辺末美氏によるアルバム解説も到着。その全文を紹介しておこう。

”メンバーの人生を感じるアルバム”

SUPERBLOODのファースト・アルバム、「RAISE YOUR HANDS」が届いた。
メンバーは、
ヴォーカル・ギター：RYUSUKE KAWAMOTO
ギター：OKAHIRO
ドラム：MAD大内
ベース：RYO

アルバムを一聴した感想は、冒頭の「メンバーの人生を感じるアルバム」というひと言に尽きる。

いろんなアルバムを聴いていて、その人のバックボーンが前面に出るアーティストもいれば、そうでないアーティストもいる。SUPERBLOODのファースト・アルバムに関しては、バックボーンという以上に、メンバー4人、各自がまったく異なる道のりを歩んできたことを強く感じる。なのに、ある一点において強くまとまっている。「まったく異なる人生を歩んできた4人が、ひとつの方向性を目指してつくり上げた音楽」。それが、彼らのファースト・アルバム、「RAISE YOUR HANDS」。この4人だからこそ、そして、この4人でしか表現できた音楽だ。

ぼくは、1980年代前半のジャパメタ創成期から音楽雑誌の編集者、インタビュアーとして様々なバンドと関わりを持ってきた。そんなぼくだからこそ、あなたにお伝えできる。

「このバンド、おもしろいですよ」と。

印象的なリフの数々。キャッチーなメロディ。随所に散りばめられた象徴的な言葉（歌詞）。どの曲を聴いても魅力的な音。基本的にポップでハードでノリの良い、元気の出そうな音楽。SUPERBLOODのファースト・アルバム、「RAISE YOUR HANDS」は、そんなアルバムだ。

たとえばあなたが、「そう言われると聴いてみたいけど、アルバムを買うお金がない」と思ったら、いまは無理して買わないほうがいいかもしれない。とはいえ、この文章を読んでくださっているあなたは、ある程度の人生を経験してきた人だと推測する。仮にそうだとすれば、「人生はタイミング」であることを、これまで、痛いほど体験してきたと仮定した場合、自ずと答えは出るはず。

「メンバーが歩んできた人生を感じる」このアルバムは、その分だけ、だからとっても愛おしい。だって、人生は「山あり　谷あり」と言うけれど、実際は谷ばかりの印象が強い。にもかかわらず、もしくは、だからこそ、元気をもらえる音楽を、たまには聴いてもいい気がする。

それに、人の人生を垣間見るって、意外と楽しいよ。それが、音楽を聴いて体験できるのなら、なおさらに。

ぼくは、あなたの直感を信じています。

マーケティング出版 プロデューサー、国際電子書籍協会 理事：渡辺末美（すえみ）