ブルース・ディッキンソン、パイロット業務とメイデン・ライブの違いを語る
アイアン・メイデンのフロントマンで、パイロットの職も持つブルース・ディッキンソンが、空を飛ぶこととライブの違いを語った。
ディッキンソンは、この2つの楽しみは全く別物と『Wales Online』のインタビューで話した。「飛行機を飛ばして得られる満足感は、仕事を成し遂げたってものだ。でも、ライブで得る満足感は外に向かってのものだ。大勢の人が君を観ている。フライトは、すべて内向きだ。乗客は誰も“ワオ、素晴らしかったな”なんて言わない。彼らはその日これからやる別のことを考えている。彼らを安全に運ぶ、人目につかない、それがパイロットの仕事だ。それって僕にとってはすごくいいよ。だって、歌っているときとは全く反対だからね」
彼は以前、『Lufthanza Magazine』に、ライブでは肉体的に疲れるが、長距離フライトは集中力を要し神経が磨り減ると話していた。
アイアン・メイデンは8月から9ヶ月ほど休みがあったが、ご存知のとおり、ディッキンソンは休まない。4月中旬に<The Book Of Souls>ツアーを再開する直前まで、彼が設立した飛行機整備会社Cardiff Aviationの業務に追われる。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
アイアン・メイデンのスティーヴ・ハリス「ステージのためのトレーニングなどない」
ザ・ローリング・ストーンズのロニー・ウッドの息子とアイアン・メイデンのスティーヴ・ハリスの娘が結婚
アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン、前任シンガーのポール・ディアノと初対面
ブルース・ディッキンソン「アイアン・メイデンはファンを想うゆえ、挑戦していないかも」
サージ・タンキアン、最もインパクトがあった公演は「80年代半ばに観たアイアン・メイデン」
ブルース・ディッキンソン、アイアン・メイデンのライブに一目惚れ「このバンドで歌いたいと思った」
ニコ・マクブレイン、イギリス海兵隊のバンドとアイアン・メイデンの楽曲を演奏
アイアン・メイデンのスティーヴ・ハリス「自伝は書きたいが、ブルースのようにはいかない」
ブルース・ディッキンソン、歌うのが最も難しいアイアン・メイデンの曲と敬愛するシンガーの名を明かす