サージ・タンキアン、最もインパクトがあった公演は「80年代半ばに観たアイアン・メイデン」

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システム・オヴ・ア・ダウンのフロントマン、サージ・タンキアンは、1980年代半ば、高校生のとき観たアイアン・メイデンの公演に度肝を抜かれたそうだ。

『Monsters, Madness And Magic』のインタビューで、ファンとして観た公演の中で、最もインパクトがあったのは誰のものだと問われたタンキアンは、こう答えた。「ああ、いくつかあるよ。僕が初めて観た、初めて行ったロック公演は1984年、アイアン・メイデンだった。多分、1984年だったと思う。当時の彼女がメイデンの大ファンで、当時、僕はあんまりロック・ミュージックを聴いていなかったんだけどね」

「僕は学校で結構、優等生だったんだ。だから、タイミング的にもインパクトがあったね。システムの音楽にメイデンの影響があるのがわかるんじゃないかな。ロック界の誰もがメイデンの影響を受けてる」

また、「10年前だったかに観た、ロジャー・ウォータースの『Wall』公演も素晴らしかった」し、「そのずっと前に観たピンク・フロイドも」と挙げている。

タンキアンは2012年、『The A.V. Club』のインタビューで、1984年に観たアイアン・メイデンの公演について、「こんなクレイジーなもの観たことないって思ったよ(笑)。“狂ってる! これは何なんだ! みんな、逃げろ!”って感じだった。当時、僕は全くメタル・ファンではなかった。“なんて爆音だ、理解できない”って思ってた。正直言って、好きではなかった。いまの僕はアイアン・メイデンの大ファンだ」と話していた。

1967年生まれのタンキアンは、1984年は16~17歳だった。現在では、ブルース・ディッキンソンと友人で、ツアーなどでアイアン・メイデンのメンバー達にも会う仲だという。


Ako Suzuki
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