ブルース・ディッキンソン「アイアン・メイデンはファンを想うゆえ、挑戦していないかも」
アイアン・メイデンのフロントマン、ブルース・ディッキンソンは、バンドのファンを大切に思っているが、バンドはそれ故、曲作りの面で挑戦できずにいるかもしれないと懸念しているそうだ。
『Big Issue』誌のインタビューで、ディッキンソンは、アイアン・メイデンのファンについてこう語った。「アイアン・メイデン・ファンは別のレベルだ。一生涯って感じだ。俺はサッカー・チームのサポーターではないが、サポーターたちがどんな反応をするかは驚きと共に見ている。クラブに対する彼らの献身、愛は言葉にできない。アイアン・メイデンのファンも、アイアン・メイデンに同じレベルで心酔している」
「俺の一部は、それを素晴らしいことだと思ってる。俺の半分、アーティストとしては、もしかしたら熱心なファンがいて、彼らはいまの俺らに満足している故、俺らはアーティスト的には自分らに挑んでいないのかもと、懸念している」
これが、ソロ・アルバムを制作した理由の1つだったという。ディッキンソンは今年3月、約19年ぶりとなったソロ・アルバム『The Mandrake Project』をリリースした。
アイアン・メイデンは、9月1日にオーストラリアで2024年のツアーを開始し、同月22~29日に日本ツアーを行う。
Ako Suzuki
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