【ライヴレポート】A9、12周年公演完遂「東京ドームにだって連れて行きたい」
2016年8月24日に結成12周年を迎えたA9が、記念ライブ<A9 XII ANNIVERSARY LIVE"NO NAME" -名前は未だ無い->を8月28日、新木場STUDIO COASTにて開催した。
◆A9 画像
同ライブは“2004-2005 ONLY LIVE”と謳われて行われたもの。結成時から2年間に発表された楽曲のみで構成されることが事前に告知されており、その期待度の高さからチケットは完全SOLD OUT、当日券も無くプレミアチケットと化した。しかも楽曲だけではなく、メイク・衣装に至るまで全て当時にタイムスリップしたかのような演出の中で行われた。
開場時はステージに紗幕がかけられ、まだその全貌は明かされない。そんな中、2016年から2004年まで遡る演出のオープニング映像が映し出され、その映像の最後に1曲目のタイトルが現れる。「平成十七年七月七日」から記念ライブが幕を開けた。次に何の曲が来るのか、演奏曲自体は明かされていたため、訪れたファンの曲順に対する期待も高まる中でライヴは進行していく。2曲目「華一匁」は、彼らが初めてリリースしたCDの収録楽曲だ。さらに驚きは、当時と同じくボーカルの将が振り付きのパフォーマンス行う。ファンの熱はのっけから最高潮に。
その後に演奏される曲も全てレア。6曲目には音源化されていない、ライブ限定のメンバー紹介楽曲「明治」を披露。終盤は、「白夜ニ黒猫」「アゲハ」と続き、現在も煽りの定番曲として人気の高い「闇ニ散ル桜」で本編の幕を閉じた。
アンコールではファンへの感謝を込めたサプライズ演出も。なんと彼らは衣装を着替え、学生服でメンバーが登場したのだ。これにはファンも「本当に来てよかった」、「まさかまた拝めるとは思っていなかった」と大満足。そしてアンコール1曲目に「春夏秋冬」を披露、ミュージックビデオを再現した。続いて「銀の月 黒い星」を披露してステージを後に。しかし、鳴り止まないダブルアンコールに応えて再びメンバーがステージに登場、ボーカルの将がこう語った。
「12年間、本当に色々なことがありました。武道館だって、アリーナだって、東京ドームにだってみんなを連れて行きたいと思っています」──将
12周年を迎え、さらなる飛躍をファンに誓った彼らは、この日のラストにバンドで初めて作ったという曲「タイムマシン」を熱演してライヴの幕を閉じた。
メンバーがステージを降りた後、スクリーンに「特報」の文字が映し出される。そこで発表されたのは、5年間放送され惜しまれつつ終了したニコ生番組『A9ちゃんねる』の復活だ。これは、すでに発表されている12月24日にディファ有明で行われる<クリスマスライブ>の2部構成の第1部で行われるというもの。さらには2017年1月にツアーを開始することも発表、“With Guest”の文字がさらなる期待感を煽り、ライヴが大盛況のうちに終了した。
撮影◎intetsu
■<WHITE Christmas Live with A9 CHANNEL>
Dress Code:WHITE
▼チケット
[FC最速チケット先行]
2016/9/7(水) 23:59まで
https://a9-numbersix.com/contents/58871
■<Tour 【BLACK PERIOD】>
2017年1月13日 (FRI) 名古屋CLUB QUATTRO
2017年1月19日 (THU) 渋谷CLUB QUATTRO
2017年1月20日 (FRI) 渋谷CLUB QUATTRO
2017年1月26日 (THU) 梅田CLUB QUATTRO
2017年1月27日 (FRI) 梅田CLUB QUATTRO
Dress code:BLACK
With Guest
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