音源改良&同時発音数倍増、録音機能も追加、ヤマハの軽量&シンプルデザインの電子キーボード「piaggero(ピアジェーロ)」新モデル
ヤマハは、スリムで軽量なボディに高品位なピアノ音を搭載した電子キーボード「piaggero(ピアジェーロ)」の新機種「NP-32」「NP-12」を2月12日より発売する。
◆「piaggero(ピアジェーロ)」~画像~
「piaggero」は、「場所を選ばず手軽にピアノサウンドを楽しみたい」というニーズにあわせ、スリムで軽量なボディにクオリティの高いピアノ音を搭載した電子キーボード。ピアノらしさを追求したシンプルかつスタイリッシュなデザインと、リアルなピアノ音色、使いやすい機能を併せ持ちながらもリーズナブルな価格で好評のシリーズだ。
今回の新機種は、ピアノ演奏をいっそう楽しめるよう音色を改良、同時発音数も倍増して登場した。練習に便利な録音機能やiPhoneやiPadなどを使ったアプリも利用可能だ。76鍵の「NP-32」と61鍵の「NP-12」をラインナップ。各機種とも本体カラーはブラックと新色のホワイトを用意する。
「piaggero」の音源はヤマハのコンサートグランドピアノからサンプリングしたもの。自然で豊かな音をさらに改良、これまで以上にきらびやかでリアルな高温域の響きを実現。同時発音数は64音に増強し、ペダルを多用する曲でも自然な響きで演奏ができる。
鍵盤はピアノをイメージしたボックス型鍵盤を搭載。弾く強さに合わせて音の強弱や微妙なニュアンスを表現できる「タッチレスポンス」機能に加え、76鍵の「NP-32」には音域によって段階的にタッチが変化する「グレードソフトタッチ」を採用。優しいキーボードタッチでありながら自然な弾き心地を実現している。
デザインは生活空間からライブシーンまで、どのような場所にもマッチするシンプルなもの。操作パネルもシンプルなレイアウトで、ボタン数が少なく操作がカンタン。子供や初心者でも気軽に演奏できる。また、スリム(奥行259mm)で軽量(NP-32が5.7kg 、NP-12が4.5kg) なため気軽に持ち運び可能。乾電池での駆動も可能で、電源のない場所でも演奏が楽しめる。いずれも単3乾電池6本を使用。アルカリ乾電池なら「NP-32」が約7時間、「NP-12」は約16時間使用可能だ。
機能面では新たに録音機能を搭載。カンタン操作で自分の演奏を本体に記録し、確認することができる。また、ヤマハではiOSアプリ「Digital Piano Controller」も用意(無料)。iPhoneやiPadの画面を利用して、本体の操作・設定をさらにカンタンに行うことができる。
本体サイズは、「NP-32」が1,244×259×105mm、「NP-12」が1,036×259×105mm。電源は付属の電源アダプターを使用。譜面立てが付属する。オプションとしてソフトケース(NP-32用が10,000円、NP-12用が8,000円)、キーボード・スタンド(各6,000円、4,000円)、フットペダル(ハーフペダル対応のサスティンペダルFC3A:5,000円、サスティンペダルFC4A:3,700円)、フットスイッチ(FC5:1,500円)が用意される。
製品情報
カラー:ブラック(NP-32B)、ホワイト(NP-32WH)価格:オープン
◆NP-12
カラー:ブラック(NP-12B)、ホワイト(NP-12WH)価格:オープン
発売日:2016年2月12日
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