aiko、＜Love Like Aloha vol.5＞夏のしめくくりに36000人と乾杯

8月30日にaikoの野外フリーライブ＜Love Like Aloha vol.5＞（以下：LLA5）がちがさきサザンビーチにて開催され、36000人の来場者を動員する盛況ぶりを見せた。

◆aiko ＜Love Like Aloha vol.5＞画像

この日のちがさきサザンビーチはライブ開始直前までぐずついた小雨が続いていたが、aikoの3年ぶりの野外フリーライブということもあり集まった観客は海岸沿いに遙か先までびっしりと埋め尽くす勢い。ライブ開始と共に雨がやみ、aikoがメドレーパートを含む全13曲を披露した。


ライブでは最新シングル曲「夢見る隙間」やライブのテッパン曲「ボーイフレンド」をはじめ、aikoいわく「いろいろな曲を聴いてもらおうと思って持ってきました」というバラエティ豊かなナンバーの数々がステージを飾る。aikoはエネルギッシュに歌いながら50mもの花道を疾走し、花道先の2階建てのやぐらから一番後ろの客にまで目が届くように会場を煽っていった。フリーライブにもかかわらず、（晴天時を想定してか）観客にはそれぞれペットボトルのお茶も配られるきめ細やかさだ。aikoもMCの際には同じペットボトルのお茶を持ち、観客と乾杯するなど場内には開放的な雰囲気が流れていた。

また、ちがさきサザンビーチという場所柄をふまえメドレーパートではaikoがサザンオールスターズの「エロティカ・セブン」をカバーする場面も。彼女らしい色気とスマートさを持った歌い上げ方に観客からは興奮の歓声が次々にあがった。

「夏の思い出を振り返った時に、このライブを憶えていてくれたら嬉しいです」と語ったaiko。最後には沖合の堤防から1500発もの花火が打ち上げられ、夏の終わりのライブを余韻たっぷりに締めくくった。

写真：岡田 貴之


◆aikoオフィシャルサイト