ピーター・フック、イアン・カーティスの博物館設立計画に賛同
ジョイ・ディヴィジョンのフロントマンだった故イアン・カーティスが住んでいた家が売りに出され、ファンが、みんなでこれを購入しミュージアムにしようとクラウドファンディング・キャンペーンをスタートしたが、バンド・メイトだったピーター・フックはこれに賛同するという。
◆ジョイ・ディヴィジョン画像
先に、同じくバンド・メイトだったバーナード・サムナーは、カーティスがこの家で自らの命を絶ったことから一般公開するのは望ましくない、遺族をリスペクトしていないと、複雑な想いを抱ていると述べたが、フックは「バンドへの素晴らしい賛辞だ」と『The Guardian』紙に語った。
「もし、文化的観点から音楽を一度ならず二度も変えたバンドのためにあの場所をミュージアムにしたいという人がいるなら、それは素晴らしい賛辞だと思う。イアンは素晴らしいレガシーを持ち、それによって世界中の人たちがインスパイアされているのは、いいことでしかない。だから、俺は誰かがミュージアムにすべきだと思う」「バーナードがデビー(カーティスの奥さん)に失礼だって言ったのは知っている。でも、そんなのナンセンスだ。どうしたら無礼になる?俺は逆に、夫や愛に対する彼女の素晴らしい選択へ敬意を表してると思ったよ」
2月13日にIndiegogoで始まったキャンペーンは、残すところ1週間となったが、目標金額15万ポンドのところ2,000ポンド弱しか集まっていない。目標に達しなかった場合、集まったお金は精神面で問題を抱える人たちを支援する団体Mind Charityへ寄付するという。
Ako Suzuki