ジョイ・ディヴィジョンのファン、“カーティスの家を博物館に”キャンペーン
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ジョイ・ディヴィジョンのフロントマン、故イアン・カーティスが住んでいた家が売りに出されているが、ファンの間で、みんなでこれを購入しミュージアムにしようというクラウドファンディング・キャンペーンがスタートした。
◆ジョイ・ディヴィジョン画像
英マンチェスター近郊マクルズフィールドにあるこの家は11万5,000ポンド(約2,100万円)の値がついており、Indiegogo.comで始まったキャンペーンでは改装費も含め15万ポンドを集めたいとしている。
人生の大半、ジョイ・ディヴィジョンのファンだというキャンペーンの発起人は、「イアン・カーティスが最後のときを過ごした家が売りに出されているが、僕らは、開発業者の手に渡ったり再開発されてしまうのではなく、これほどまで重要な人物に付随する文化的意義のあるこの家を博物館にして、世界中のジョイ・ディヴィジョン・ファンがイアン・カーティスをリスペクトし、彼を理解するため訪れることができるような場所にすべきだと考えている」と訴えている。
11万5,000ポンドで家を購入し、3万ポンドかけてオリジナルのインテリアに改装したいそうだ。5,000ポンドは購入の際の諸費用や予備費にあてるという。
キャンペーンは2月13日に始まり、現在までに約1,000ポンド(約18万円)が集まっている。寄付は1ポンド(約180円)から受け付けており、1ポンドで“満足”、10ポンドで“博物館オープニングのご招待”、50ポンドで“完成時の内部見学ツアー”、2500ポンドで“オープニングのリボンカット”などの特典がつくそうだ。
イアン・カーティスはマクルズフィールド、Barton Streetにあるこのテラス・ハウスに奥さんと幼い娘と暮らしていた。そして、1980年5月18日、この家のキッチンで自らの命を絶った。
Ako Suzuki