ポール・マッカートニー「警官による黒人男性死亡事件を曲にしたい」

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11月終わりから12月にかけて、警察に取り押さえられる際、黒人男性が死亡した事件で相次ぎ白人警官が不起訴となったことから米国各地で抗議のデモが開かれたが、ポール・マッカートニーはこれを曲にしたいと考えているそうだ。

◆ポール・マッカートニー画像

ポールはAP通信にこう話した。「この前、NYや国内各地で起きた抗議のデモについて考えていたんだ。このことについて何か書くことができたら、街中を歩く何千もの人々に僕の声を加えることができたら、素晴らしいって思った」

「じっくり考えてみたけど、簡単には出てこなかった。あきらめてない。でも、これはたやすいことじゃない。ほかの感情なら簡単に浮かんでくるかもしれないが…」

米国では7月、ニューヨークでたばこを不法販売していた黒人男性が白人警官に後ろから首を絞められ死亡、8月にはミズーリ州ファーガソンで丸腰だった黒人青年が白人警官により射殺される事件が起きたが、どちらも立て続けに不起訴となった。

同事件に関しては、J・コールが「Be Free」、トム・モレロが「Marching On Ferguson」、アリシア・キーズが「We Gotta Pray」といった曲を作っている。

Ako Suzuki
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