<a-nation stadium fes.>2日目。ユンホ「東方神起はみんなが大好きです!」
<a-nation stadium fes. powered by inゼリー>が、8月31日、浜崎あゆみが11度目の大トリを務めて幕を閉じた。8月30日にはヘッドライナーの東方神起も登場。各日、ジャンルを超えた豪華なアーティストの共演が実現し、総勢23万人のオーディエンスが熱狂した。
◆May J.、ELT、東方神起 <a-nation stadium fes. powered by inゼリー>8月30日公演 画像
8月30日のオフィシャルレポートをお届けしよう。
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トップバッターはMay J.。「今日1日、楽しんでください!」という声とともにまずはヒット曲「Garden」を気持ち良さそうに歌い上げる。そして「本当の恋を大切にしたいという、強い気持ちで歌っています。」というニューシングル「本当の恋」は、ピアノと歌というシンプルなアレンジで、オーディエンスの心に強く刻んだ。ラストはもちろん、映画『アナと雪の女王』主題歌「Let It Go」を英語版で。2014年を代表する楽曲ともに、イベントの幕開けを華やかに彩った。
続いてはYUKA(Vo)とKOUSUKE MASAKI(G)によるユニット、moumoon。「気持ちいいですねー! 夏の素敵な思い出が、この<a-nation>と一緒にずっと残り続けますように。」というYUKAのMCのあとは“明るい気持ちは奇跡を起こすでしょう”というメッセージを持つ「Jewel」。さらに柾のエッジの効いたギターとYUKAのエモーショナルなボーカルがひとつになった「LOVE before we DIE」。
質の高いサウンドと表情豊かなボーカルを兼ね備えたmoumoonの魅力をアピールした後は、清水翔太のステージへ。サングラスとキャップで決めた翔太が「YOU&I」を歌い始めた瞬間、会場の空気が変わった。「僕にとっては最後の夏フェス。夏を締めくくる日をみんなと過ごせて、嬉しく思っています。」と挨拶した後、レゲエ・テイストにアレンジされた「アイシテル」、デビュー曲「HOME」。そしてサングラスを外し、観客を見つめながら歌った「君が好き」を披露し、天性のボーカル力を存分に発揮した。
浴衣をアレンジした衣装と笑顔いっぱいのパフォーマンスで観客を盛り上げたSUPER☆GiRLSのステージを挟み、ソナーポケットが登場。ソナポケの代名詞とも言えるラブソング「好きだよ。~100回の後悔~」の後は、「ファンファーレ!」「ソナポケ☆DISCO」などのアッパーチューンを次々と演奏し、会場の熱気をさらに上げてみせる。「またお会いする機会があれば、笑顔で再会できるように、この曲を届けます」(ko-dai)という言葉とともに披露された「最終電車 ~missing you~」の感情豊かなボーカルも心に残った。
すっかり日が沈み、風が涼しく感じられる時間帯に登場したのは、日本を代表するヒップホップ・アーティストといえば、もちろんKREVA。ソロ活動10周年を迎えたことを告げ、「まだまだ満足してません。興味ない人、知らない人にもっと伝えたい。」とアピールした後、「イッサイガッサイ」へ。“今年の夏が終わって/何が残って何を忘れる”というフレーズは、“夏の終わりのフェス”というシチュエーションにぴったり重なっていた。さらに「Na Na Na」では観客の大合唱を引き出し、イベント全体の一体感を演出。自らのスタイルを貫きながら、すべてのオーディエンスを楽しませる圧巻のステージだった。
Every Little Thingは、伊藤一朗のギター・インスト・ナンバーからスタート。会場の高揚感がアップしたところで持田香織がステージに現れ、ロックテイストの「ファンダメンタル・ラブ」、ラテン・テイストのアレンジを施した「出逢った頃のように」を放つ。イントロが始まった瞬間に大きな歓声が起こった「Time goes by」における、ひとつひとつの歌詞を手渡すようなボーカルも素晴らしい。そして最後は「アホになる気はあるのか!?」といういつものキメ台詞とともに披露された「Dear My Friend」。ノスタルジックなバラードから極上のポップナンバーまで、ELTの奥深い魅力を再認識できるアクトだった。
19時50分。スタジアム全体が真っ赤に染まる中、ついに東方神起のライブが始まる。洗練されたダンス・パフォーマンスの「SURI SURI [Spellbound]」、攻撃的なビートと強烈なシャウトが響き渡った「SCREAM」でオーディエンスの興奮は一気に頂点へ。「1年ぶりのこのスタジアム、相変わらず熱いですね!」(チャンミン)、「昨日までの雨も上がって、ホントに気持ちいいです。みなさん、一緒に盛り上がりましょう。」(ユンホ)と語りかけ、美しくも切ないバラードナンバー「I love you」のコーラスワークへと続く。EDM、ロックからバラードまで幅広いテイストの楽曲を自在に表現できる、彼らの音楽性の高さを見せつけられた。
中盤のMCでは、チャンミンから耳打ちされたユンホが「来年、全国5大ドームツアーが決まりました!」といきなり発表。「新しい目標が出来たので、さらにがんばっていきます。」と力強く宣言し、大きな拍手と歓声が巻き起こった。
そして「東方神起はみんなが大好きです!」と、ユンホ。チャンミンも「これからもがんばって歌い続けます!」と宣言し、白熱のステージを締めくくった。
◆BARKSライブレポート(ほかの<a-nation>記事も)
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