All You Need is Music、「101回目のプロポーズ」・「東京ラブストーリー」トレンディドラマの名シーンが蘇る、91年のヒットソング
音楽があり、人生がある。「All You Need is Music 人生は音楽でできている」というテーマのもと、特定の年代に毎回フォーカスし、その時代に誰もが経験した音楽やアーティスト、そしてその音楽をいまどう楽しめばよいかに言及しているコラムを紹介するこのニュース。今回は1991年にフォーカスしたものを紹介しよう。
時は1991年。日本の音楽シーンは今よりもっと無邪気で、少しばかり夢見がちだったかもしれない。1986年から始まった日本経済の空前の好景気は、まさにこの年に「バブル崩壊」を迎えて収束するものの、音楽シーンにその余波が及ぶのはもう少し先のこと。
1991年のオリコン年間シングル1位に輝いた小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」と、僅差で2位となったCHAGE and ASKA「SAY YES」は、共に250万枚を優に超えるモンスター・ヒットを記録し、ほかにもKAN「愛は勝つ」、槇原敬之「どんなときも。」など、今も歌い継がれる数多くの名曲がこの年に生まれている。
その後、1998年にCD販売枚数のピークを迎えるまで、右肩上がりで成長し続けた音楽業界の大きなジャンピング・ボードが、この1991年にあったと言っていいかもしれない。
その流れを牽引した2大ヒット「ラブ・ストーリーは突然に」と「SAY YES」には、一つの共通点がある。答えはもちろん、「トレンディドラマ」。
「ああ、そういえば…」と懐かしく思い出す人も多いだろうが、80年代末~90年代初頭にかけて、日本の好景気に歩幅を合わせるように制作された一連の男女群像劇を中心とする恋愛ドラマは、「トレンディ=流行の先端を行く」というキャッチコピーのもと、当時の流行スポットやファッション・アイテムの情報がふんだんに盛り込まれ、一大ジャンルを形成していた。
1992年には新たなメディアとしてソニーからMD(ミニディスク)が登場。それまでの「カセットテープ」では手間のかかった楽曲編集も容易に行えるため、自分だけのオリジナル・プレイリストを作成する人も多かった。
その頃の音楽を現在の高音質イヤホンヘッドホンで聴くと、音楽の楽しみはどう変わるのだろう。そのへんのことが読みたい人は、このコラムの続きを下記のリンクからどうぞ。
1991年 Single Sales Ranking
No.1 小田和正「Oh! Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に」
No.2 CHAGE&ASKA「SAY YES」
No.3 KAN「愛は勝つ」
No.4 槇原敬之「どんなときも。」
No.5 ASKA「はじまりはいつも雨」
◆All You Need is Music
◆BARKSサイト内 All You Need is Musicページ
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