All You Need is Music、タイタニックとアルマゲドンで洋楽に目覚めた98年
音楽があり、人生がある。「All You Need is Music 人生は音楽でできている」というテーマのもと、特定の年代に毎回フォーカスし、その時代に誰もが経験した音楽やアーティスト、そしてその音楽をいまどう楽しめばよいかに言及しているコラムを20数回に分けて紹介していく。
ここでは、そのコラムの概要をお伝えする。まずは1998年にフォーカスしたものだ。
全世界では、1位が『アバター』、3位が『アベンジャーズ』。日本では1位が『千と千尋の神隠し』、3位が『ハリー・ポッターと賢者の石』。 何の話か?というと、それはもちろん映画の話。映画の「歴代興行収入」を調べると出てくるリストだが、ここで面白いのは、ベスト3以外でも世界と日本ではかなりの違いがあるにも関わらず、2位には同じ作品がランク・インしていること。さて、その作品とは?
正解は『タイタニック』。アメリカで1997年、日本では1998年に公開され、当時世界最高の18億3500万ドルという興行成績を挙げた『タイタニック』は、レオナルド・ディカプリオを大スターに押し上げると同時に、主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(My Heart Will Go On)」を歌ったセリーヌ・ディオンの名を世界的なものとする。
ちなみに1998年は、日本ではCDセールス枚数がピークに達する年にあたり、映画、テレビドラマ、CM、小説などとのメディア・ミックスの場での音楽の需要が、最も高まった時期と言っていいかもしれない。『タイタニック』の大ヒットは、作品の持つ娯楽性の高さと、時代が求めるものとががっちりとかみあった、最高の成功例だった。
同様の手法を使って大ヒットしたのが、同じく1998年に公開されたSF大作『アルマゲドン』で、こちらの主題歌はエアロスミス「ミス・ア・シング(I Don’t Want To Miss A Thing)」…。
この90年代後半、以上のような音楽的な背景のもと、どんなデジタル技術が世に出てきて、リスニング環境はどう変遷してきたのか。また2014年のいま、最新のオーディオ機器の登場でどんな素晴らしい体験ができるのか。続きは以下のリンクから楽しんでほしい。
1998年 Single Sales Ranking
No.1 GLAY「誘惑」
No.2 SMAP「夜空のムコウ」
No.3 SPEED「my graduation」
No.4 BLACK BISCUITS「タイミング」
No.5 GLAY「SOUL LOVE」
◆All You Need is Music
◆BARKSサイト内 All You Need is Musicページ
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