【イベントレポート】東方神起、10万人動員ファンクラブイベントで史上初の3年連続東京ドーム公演開催を発表
東方神起が約10万人を動員する大規模なファンクラブイベント<東方神起 FANCLUB EVENT 2013 「THE MISSION II」>を、11月23日のさいたまスーパーアリーナ公演からスタートさせた。イベントでは、11月27日リリースの新曲「Very Merry Xmas」をライブで初披露したほか、2014年4月から、海外アーティストとして史上初となる3年連続の東京ドーム単独公演を含む、全国11カ所26公演の全国ツアー開催を発表した。
◆<東方神起 FANCLUB EVENT 2013 「THE MISSION II」>画像
東方神起のファンクラブイベントは、2012年7月に行なわれた<東方神起 Bigeast FANCLUB EVENT 2012「THE MISSION」>以来の2年連続開催。今回も12月1日まで、さいたまスーパーアリーナと神戸ワールド記念ホールで計8公演、10万人の観客を動員する見込みだ。
11月23日の2回目公演。レッドオーシャンが波打つ会場では、開演直後からミッションが発動する。「東方神起」の掛け声を客席に要求する謎の男。その声がひとつになった時、東方神起のふたりは後方からセグウェイに乗って客席を駆け抜けてくる。
「(セグウェイは)1回目より余裕ができて、みなさんと挨拶できて嬉しいです。」とユンホ。チャンミンは「外、寒かったですね。ここの暖かい会場でみなさんに会えて嬉しいし、楽しい時間を作りたいなと思います。」と挨拶。セグウェイはこの日、初乗りながら完璧だというふたり。ユンホは「次からもうちょっとスピードを出したい。」と、おどけてみせる。
MCのみんしるから、11月27日リリースの新曲「Very Merry Xmas」について話を振られると、「もうすぐクリスマスだから、みなさんと暖かく過ごしたいと思って。みなさん、大切な人と、暖かいクリスマスを過ごしてください。」と、ユンホ。何か付け加えることを訊ねられたチャンミンは、「完璧じゃないですか。追加で言うことないです。」と、一言。「褒められて、恐縮です。」とユンホは笑顔だ。
イベントは、東方神起とBigeast(ビギスト / 日本の東方神起ファンクラブ名および東方神起ファンの呼称)が力を合わせてミッションをクリアしていく形で進行する。というわけで、軽いトークを挟んで、早速、ミッションへ。次は、それぞれが自分の部屋(サブステージに部屋をイメージしたセットを用意)をクリスマスコーディネートする、というもの。しかもクリスマスコーデは、会場のファンが持っているアイテムを実際に使って、という借り物競争的要素も盛り込まれる。ユンホ、チャンミンが自分の手に持っているアイテムをセレクトしてくれるかもしれないということで、1万8000人は終始大熱狂した。
まずは審査員決めから。チャンミンがくじ引きで、客席から審査員5名をピックアップ。さらに決定した審査員に対し、「僕が引いたんだから、よろしくお願いします。」と、明らかに“審査結果に直結する何か”を求めようとして、客席から思わず笑いが起こる。そしていよいよコーディネートがスタート。客席からは、ワインやみかんなど、よく考えると、なぜそんなものをファンクラブイベントに持ってきているのかよくわからないものの、東方神起のふたりの部屋を彩るにふさわしい(?)アイテムが続々と集まってくる。それらアイテムを使って、ふたりは制限時間内に部屋をコーデイネートした。
ユンホは、クリスマスといえばパーティーなので、「好きな人との家でのデート」をイメージしたコーデ(相手役にはクマのぬいぐるみを配置)。さらにお部屋デートについて「もっと(夜が)遅くなったらどうなるかわからないですけどね! みなさんが思ってる、そっちじゃないですよ!」と、何やら意味深な発言も。
チャンミンのコーディネートのテーマは「引きこもりのファイアーワークス」。暖かいところでみかんを食べながらゲーム。寂しいから酒を飲んでおつまみも。そして近所からの温かい愛情で集まってきたキャンドルに火を灯す……。こたつの上に並べられたアイテムをひとつずつ解説していくチャンミン。さらに<SMTOWN>でのステージを彷彿とさせる“イチゴ”も忘れずにピックアップしていた。
ふたりのコーディネートが出揃ったところで、審査員による採点。結果は、ユンホ22点に対して、チャンミン19点。一回目公演の13.5点よりは点数が高かったものの、その点数に呆然とするチャンミン。そしていつの間にかチャンミンが頑張って灯けたキャンドルの火も消えるなど、見事なオチも付いていた。
さらなるミッションは、ふたりが感覚を研ぎ澄ますというチャレンジ。お題はふたつ。まずひとつは、集まったBigeast(ファンクラブ会員)の思っていることを東方神起のふたりが当てる、というもの。用意された質問は「一番最初に食べる寿司のネタ」だ。
この質問を投げかけられたふたりは「まぐろ」と回答する。「いいものは早く食べないと。」とユンホ。チャンミンは「みんなでご飯を食べる時は、美味しいものを先に食べないとなくなっちゃう。」「でも、ひとりで食べるときは美味しいものは最後に食べる」と、食事トークを展開する。そして当然、東方神起からの回答は「まぐろ」。早速、結果を見てみると、会場のファンの中で一番多かった答えは、まさかの「サーモン」。東方神起はBigeastのことを本当にわかっているのか……と不安になるが、「(回答を)フリップに書いたのは僕の右手。おい、右手、まだまだだな。」と、ユンホ自身の気持ち的にはサーモンだったが、彼の“右手”が言うことを聞いてくれなかったことをアピールしていた。
次のお題は感覚を研ぎ澄まして、用意されたアイテムを価格の高い順に並べ替える、というもの。スニーカーやランプ、マグカップなどが並ぶ中で、「あわびの缶詰」の「“あわび”が何なのか。僕もユノもわからないと思う」と訴えるチャンミン。MCのみんしるから「韓国でも高級お粥に入ってるよ」とヒントが与えられると、その価値に気づいて「チョンボク!」と、目を丸くする。そしてふたりは「(あわびの缶詰が価格的に)1番。1番じゃなくても1番!」と、大興奮。もちろんそんな状態で感覚を研ぎ澄ますことができるはずはなく、あえなくミッション失敗となっていた。
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