新山詩織、THE GROOVERSとセッション
4月17日にシングル「ゆれるユレル」でデビューを果たす新山詩織が、かのTHE GROOVERSと共演を果たしていることが発表された。またひとつ、新山詩織のもつ新たな素顔が明かされたかたちだ。
◆「ドキュメンタリーフィルム・ダイジェスト"Road To Stage" Vol.6」映像
10代の葛藤する日常を赤裸々に歌う「ゆれるユレル」からは、新山詩織の不安定な心情と強い意志が相互に絡み合う、身体からにじみ出てくるようなメッセージソングだが、カップリングとして収録される「現在地」では、シンプルにビートを楽しみロックサウンドに喜びを感じる、屈託のないROCK大好き少女の素顔が現れる。彼女を支えるのはTHE GROOVERSだ。
「音楽がなかったら、自分の存在を確かめられなかった」と、もやもやした想いを、歌にすることで救われてきた新山詩織は、その様子を「ゆれるユレル」で表現する。父親の影響で、常に身近に音楽があり、小学生でピアノ、中学生でエレキギターとアコースティックギターを手にした彼女は、中学ではGIRLS BANDを組み、ライブハウスやROCK FESへ通うようになっていった。音楽との接点が増えれば触れるほど、深まれば深まるほど、音楽は、新山詩織の救いとなり、自分自身を解放できる唯一の場所として、より大事なものとなっていったのだ。
The Birthday、くるり、斉藤和義など、ROCK FES常連のベテランミュージシャンのライブに参戦しては、最前列に陣取って汗をかきながら身体を揺らしていたという。そんな新山が、BUMP OF CHIKENの藤原基央が敬愛するBANDとして知り、YouTubeで「現在地」を聴いたことをきっかけに大ファンになったのが、THE GROOVERSだった。
20年前にリリースされた「現在地」を、17歳の新山詩織が本人とセッションカバーを果たし、デビューシングルのカップリング曲として収録される。
きっかけはひょんなところから始まった。2012年の秋、新山詩織がスタッフに伝えた「藤井一彦さん(THE GROOVERSのVo・G)のブログに載っている写真に、私、写ってます」という一言だ。見てみると、客席の前から2列目で、満面の笑顔でライブを楽しんでいる新山を発見したという。
ちょうど新山詩織のルーツ楽曲を本人とセッションカバーしていく企画を練っていた矢先のことで、スタッフは迷うことなくTHE GROOVERSの藤井一彦にオファーしてみたという。「この曲がリリースされた時には生まれていなかった女子高生が、カバーしてくれるなんて、嬉しいです」と快諾を受け、なんと憧れのTHE GROOVERSとともに、「現在地」をセッションレコーディングするという現実にあいなったのだ。
「僕らがメジャーデビューした20年前にリリースしたこの曲を、その当時は生まれていなかった彼女がカバーしてくれる事はとても光栄に思います。声も太いし、歌がとにかくしっかりしている。歌詞の中に、「俺」という言葉があるんですが、それを歌っても、何も違和感がなかったのが驚きでした。」──藤井一彦(THE GROOVERS /Vocal&Guitar)
「大好きなバンドと、そのバンドを初めて知った曲を、自分が歌って、みんなで一から最後まで作れたことは、考えられないくらいすごいことだと思います。本当に夢のような時間でした。また違った、新しい「現在地」ができたのではないかと、自分では思っています。」──新山詩織
「憧れのミュージシャンの方に会って、一緒にスタジオに入って、一緒に演奏して、一緒に歌えるなんて。初めて挨拶させていただいてから、レコーディングまでの1か月半は、あっという間に過ぎて、夢の中の出来事だったんじゃないかって、今でも思います」と新山は語る。CDにサインをねだり、ギターソロの演奏を見て「カッコいい」と小声でつぶやき、夢のセッションにドキドキする姿は、「ゆれるユレル」でみせる表情とはまた違う、音楽を愛する純粋な少女の笑顔が輝いている。
◆新山詩織オフィシャルサイト
◆「ドキュメンタリーフィルム・ダイジェスト"Road To Stage" Vol.6」映像
10代の葛藤する日常を赤裸々に歌う「ゆれるユレル」からは、新山詩織の不安定な心情と強い意志が相互に絡み合う、身体からにじみ出てくるようなメッセージソングだが、カップリングとして収録される「現在地」では、シンプルにビートを楽しみロックサウンドに喜びを感じる、屈託のないROCK大好き少女の素顔が現れる。彼女を支えるのはTHE GROOVERSだ。
「音楽がなかったら、自分の存在を確かめられなかった」と、もやもやした想いを、歌にすることで救われてきた新山詩織は、その様子を「ゆれるユレル」で表現する。父親の影響で、常に身近に音楽があり、小学生でピアノ、中学生でエレキギターとアコースティックギターを手にした彼女は、中学ではGIRLS BANDを組み、ライブハウスやROCK FESへ通うようになっていった。音楽との接点が増えれば触れるほど、深まれば深まるほど、音楽は、新山詩織の救いとなり、自分自身を解放できる唯一の場所として、より大事なものとなっていったのだ。
The Birthday、くるり、斉藤和義など、ROCK FES常連のベテランミュージシャンのライブに参戦しては、最前列に陣取って汗をかきながら身体を揺らしていたという。そんな新山が、BUMP OF CHIKENの藤原基央が敬愛するBANDとして知り、YouTubeで「現在地」を聴いたことをきっかけに大ファンになったのが、THE GROOVERSだった。
20年前にリリースされた「現在地」を、17歳の新山詩織が本人とセッションカバーを果たし、デビューシングルのカップリング曲として収録される。
きっかけはひょんなところから始まった。2012年の秋、新山詩織がスタッフに伝えた「藤井一彦さん(THE GROOVERSのVo・G)のブログに載っている写真に、私、写ってます」という一言だ。見てみると、客席の前から2列目で、満面の笑顔でライブを楽しんでいる新山を発見したという。
ちょうど新山詩織のルーツ楽曲を本人とセッションカバーしていく企画を練っていた矢先のことで、スタッフは迷うことなくTHE GROOVERSの藤井一彦にオファーしてみたという。「この曲がリリースされた時には生まれていなかった女子高生が、カバーしてくれるなんて、嬉しいです」と快諾を受け、なんと憧れのTHE GROOVERSとともに、「現在地」をセッションレコーディングするという現実にあいなったのだ。
「僕らがメジャーデビューした20年前にリリースしたこの曲を、その当時は生まれていなかった彼女がカバーしてくれる事はとても光栄に思います。声も太いし、歌がとにかくしっかりしている。歌詞の中に、「俺」という言葉があるんですが、それを歌っても、何も違和感がなかったのが驚きでした。」──藤井一彦(THE GROOVERS /Vocal&Guitar)
「大好きなバンドと、そのバンドを初めて知った曲を、自分が歌って、みんなで一から最後まで作れたことは、考えられないくらいすごいことだと思います。本当に夢のような時間でした。また違った、新しい「現在地」ができたのではないかと、自分では思っています。」──新山詩織
「憧れのミュージシャンの方に会って、一緒にスタジオに入って、一緒に演奏して、一緒に歌えるなんて。初めて挨拶させていただいてから、レコーディングまでの1か月半は、あっという間に過ぎて、夢の中の出来事だったんじゃないかって、今でも思います」と新山は語る。CDにサインをねだり、ギターソロの演奏を見て「カッコいい」と小声でつぶやき、夢のセッションにドキドキする姿は、「ゆれるユレル」でみせる表情とはまた違う、音楽を愛する純粋な少女の笑顔が輝いている。
◆新山詩織オフィシャルサイト
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