トレヴァー・ホーン率いるプロデューサーズ、来日公演&日本CDデビュー決定
トレヴァー・ホーン(バグルズ、イエス)、ロル・クレーム(10cc、ゴドレイ&クレーム)、ステーヴ・リプソン、アッシュ・ソーンというアーティスト兼プロデューサーの4人がバンド「プロデューサーズ」を結成、日本に上陸する。
◆プロデューサーズ画像
40年もの間に200以上のヒット作を生み出してきた、歴史に名が燦然と輝くアーティスト兼プロデューサーの4人が結集、なんとアルバムを生み出してしまったのだ。彼らのデビュー・アルバム『メイド・イン・ベイシング・ストリート』がボーナストラック満載でソニー・ミュージックから10月24日にリリースされる。
これ程までの成功を収めたプロデューサー連中がバンドを組んでしまうなんて、にわかには信じられない出来事だが、現実は小説より奇なり。そもそもトレヴァー・ホーンは10ccのファンであったという。また、スティーヴはトレヴァーの右腕であり、ゴドレイ&クレームの1985年の「Cry」でロルとも仕事を共にしていた。さらに、ロルとトレヴァーはアート・オブ・ノイズのメンバーであった。そして、全員がアッシュとも仕事を共にしていた。このような経緯があり、4人で「近くのバーでライヴでもやってみようよ」という展開になったのがことのきっかけだという。
ライヴはスタジオの近くのバー「バーフライ」で行われ、そのまま話はアルバム制作へ大きく進んでいった。2006年以降レコーディングを重ねるものの、そこは妥協を許さない4人ゆえ、一度2007年にリリースしようとするものの「本当に完成したといえるのか?」というプロデューサーならではの永遠のジレンマを抱え、見事に延期。その後、制作に5年もの月日を費やし、ようやく完成したのが、本作『メイド・イン・ベイシング・ストリート』である。
アルバム・タイトルは、ビートルズにおける『アビイ・ロード』の如く、レコーディングが行なわれた伝説的なSARM STUDIOがあるノッティング・ヒルの“ベイシング・ストリート”にちなんで名付けられた。アルバム『メイド・イン・ベイシング・ストリート』は、彼らがこれまでに生み出してきた名作の数々のような、英国音楽の良心がぎっしり詰めこんだ玉手箱である。なお、日本盤には更なる6曲ものボーナストラックが収録される。
そんな4人が、アルバム発売に先駆けて8月5日、6日の2日間限定の初来日公演を行う。『メイド・イン・ベイシング・ストリート』からの新曲のみならず、各メンバーにゆかりのある数々のヒット曲(バグルズ「ラジオ・スターの悲劇」、イエス「ロンリー・ハート」、トレヴァー・ホーンのプロデュース作品からグレイス・ジョーンズの「スレイヴ・トゥ・ザ・リズム」、フランキー・ゴーズ・ハリウッド、10ccからt.A.T.uまで)を演奏する予定だとか。彼らの輝かしいキャリアを集約した夢のようなステージとなることだろう。まるで夢を見ているような極上のひとときを堪能できること間違いなしだ。
「日本に行くのは初めてだから、みんなに会えるのを楽しみにしてるよ!」──トレヴァー・ホーン
最後に4人の経歴に触れておこう。トレヴァー・ホーンは、バグルズ、イエス、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドからt.A.T.uまでを手掛ける、英国が誇る伝説的プロデューサー。ロル・クレームは10cc、ゴドレイ&クレイムの元メンバーでありながら、ミュージック・ビデオのディレクターとして時代を彩った芸術的な作品(ポリスの「見つめていたい」、ハービー・ハンコック「ロック・イット」他)を数多く世に送り出しだした天才。スティーヴ・リプトンはトレヴァーの右腕としてZTTレコーズを支え、ローリング・ストーンズやポール・マッカートニーなど数多くの歴史的な作品に関わった人物(ジェフ・べックの最新作のプロデューサーとしてもグラミー賞にノミネートされた)。アッシュ・ソーンは元デラミトリ、スクイーズのメンバーで、近年はアデル、シーロ・グリーン、ジェームズ・モリソンなどを手掛けるイギリスで最も多作なドラマーの一人。この4人の英国音楽必殺仕事人たちが結成したのが、プロデューサーズである。
プロデューサーズ『メイド・イン・ベイシング・ストリート』
2012年10月24日発売予定 ¥2520
※日本盤はボーナストラック6曲収録
<Billboard Live Tokyo Special Project「トレヴァー・ホーンfeaturing ロル・クレーム and アッシュ・ソーン プロデューサーズ」>
8月5日(日) 1st 16:30 2nd 19:30
8月6日(月) 1st 19:00 2nd 21:30
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=8098&shop=1
●トレヴァー・ホーン:Trevor Horn
CBE(大英勲章第3位)。サー・ジョージ・マーティン以来最高のイギリス人レコード・プロデューサーである。彼がダラーのシングル「ハンド・ヘルド・イン・ブラック・アンド・ホワイト」「ギヴ・ミー・バック・マイ・ハート」やABC「ルック・オブ・ラヴ (The Lexicon Of Love)」、マルコム・マクラーレン「ダック・ロック」、アート・オブ・ノイズ「誰がアート・オブ・ノイズを…(Who's Afraid Of…)」、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド「プレジャードーム (Welcome To The Pleasuredome)」、プロパガンダ「ア・シークレット・ウィッシュ」、グレイス・ジョーンズ「スレイヴ・トゥ・ザ・リズム」などの名作をプロデュースしていたからこそ、歴史の本に名を連ねる程偉大な人物になったのだろう。彼は、シンセサイザーの草分け的デュオ、バグルス(『ビデオ・スターの悲劇 [Video Killed The Radio Star]』が世界的ヒットとなった)やプログレッシヴ・ロック・バンドのイエスのメンバーでもあり、近年ではシールやシンプル・マインズからt.A.T.u、ペット・ショップ・ボーイズ、ボーイゾーン、シャーロット・チャーチ、ロッド・スチュアート、ロビー・ウィリアムズまで多彩なアーティストをプロデュースしてきたことなどにより、彼の名声がより確立された。
●ロル・クレーム:Lol Creme
マージービートの時代から21世紀のアート・テクノの時代までまたがるキャリアを持つ数少ないミュージシャンのひとり。1960年代にビート・コンボ(「ポップ・グループ」の古風なイギリス英語)をいくつか転々とした彼はその後1970年にホットレッグズの一員として「ネアンデルタール・マン」という奇抜な曲を世界的にヒットさせた。続いて1972年から1976年にかけての5年間は先駆的なバンド10ccに在籍。「ディーン・アンド・アイ」「ウォール・ストリート・シャッフル」「人生は野菜スープ(Life Is A Minestrone)」「ラバー・ブリッツ」「アイム・ノット・イン・ラヴ」などのシングルを放った。最後に挙げた2曲は全英1位となったほか、プロデューサーズのライヴでの定番にもなっている。これらの代表的なシングルやアルバム(「『10cc』『シート・ミュージック』『オリジナル・サウンドトラック』『びっくり電話』)により、彼らは創造力においても技術的革新においても、ザ・ビートルズとブラーの間に位置する最高のブリティッシュ・アート・ポップ・グループとなった。ロルは1976年、10ccのソングライティングにおける主なパートナーだったケヴィン・ゴドレイと共にバンドを脱退しゴドレイ&クレームを結成。ヒット曲を連発(「ウェディング・ベルズ」「アンダー・ユア・サム」「クライ」)するのと並行して、ビデオ・ディレクターとしてもザ・ポリス(「見つめていたい[Every Breath You Take]」)、デュラン・デュラン(「ガールズ・オン・フィルム」)、ハービー・ハンコック(「ロックイット」)、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(「トゥ・トライブス」)を手がける一方、自身のシングル「トライ」も撮影。これらは1980年代の容貌を定義づける様式の画期的な例となった。ロルは、最近ではケイト・ブッシュ(2006年『エアリアル』)やペット・ショップ・ボーイズ(2007年『コンクリート』)とコラボレートしている。
●スティーヴ・リプソン:Stephen Lipson
ギタリスト、エンジニア、プロデューサーであるステファンは、1980年代にトレヴァー・ホーンの右腕としてサーム・スタジオでZTTレコーズ(所属アーティストはプロパガンダ、FGTH、グレイス・ジョーンズ、そして勿論ACT)の作品を手がけ、その時代のサウンドの形成に貢献してきた。1980年代終盤からはプロデューサーとして独立し、サンディー・トム、ジェイミー・カラム、ポール・マッカートニーの『フラワーズ・イン・ザ・ダート』、アニー・レノックスのソロ・アルバム4作をプロデュースし、ザ・ローリング・ストーンズの『アンダーカヴァー』のエンジニアリングを担当した。他にはジェリ・ハリウェル(「ハレルヤ・ハリケーン [It's Raining Men]」、全英1位)、Sクラブ7(全英1位3曲)、ウィル・ヤング(「リーヴ・ライト・ナウ」全英1位)、ナタリー・インブルーリア(「シヴァー」)、レイチェル・スティーヴンスなどのヒット曲をプロデュースしている。2011年にはジェフ・ベックのアルバム『エモーション・アンド・コモーション』の功績に関してグラミー賞にノミネートされた。
●アッシュ・ソーン:Ash Soan
イギリスで最も多作なドラマーのひとり。最近はアデル、シーロー・グリーン、ジェームズ・モリソンらとのレコーディングや、シールの最新作に参加している。彼が参加したアルバムは27作がトップ10入りし、うち11作が1位を獲得。シングルも7枚が1位となっている。ナターシャ・ベディングフィールド、シヴォーン・ドナヒー、サンディ・トムらとコラボレートしたことのある彼は、1990年代の大半をデル・アミトリのドラマーとして過ごしたのちスクイーズに加入し、1999年の解散まで在籍。その後はマリアンヌ・フェイスフルとモントルー・ジャズ・フェスティヴァルに、スクイーズとグラストンベリー・フェスティヴァルに、トム・ジョーンズとパーティ・イン・ザ・パークに出演した。2000年以降はリック・ウェイクマンとキューバ、リサ・スタンスフィールドとロシア、ベリンダ・カーライルと南アフリカで共演している。またダンスの世界でもフェイスレスの世界ツアーに参加したり、MJコールとグラストンバリー・フェスティヴァルに出演したりしている。
◆プロデューサーズ来日詳細ページ
◆プロデューサーズ・オフィシャルサイト
◆プロデューサーズ画像
40年もの間に200以上のヒット作を生み出してきた、歴史に名が燦然と輝くアーティスト兼プロデューサーの4人が結集、なんとアルバムを生み出してしまったのだ。彼らのデビュー・アルバム『メイド・イン・ベイシング・ストリート』がボーナストラック満載でソニー・ミュージックから10月24日にリリースされる。
これ程までの成功を収めたプロデューサー連中がバンドを組んでしまうなんて、にわかには信じられない出来事だが、現実は小説より奇なり。そもそもトレヴァー・ホーンは10ccのファンであったという。また、スティーヴはトレヴァーの右腕であり、ゴドレイ&クレームの1985年の「Cry」でロルとも仕事を共にしていた。さらに、ロルとトレヴァーはアート・オブ・ノイズのメンバーであった。そして、全員がアッシュとも仕事を共にしていた。このような経緯があり、4人で「近くのバーでライヴでもやってみようよ」という展開になったのがことのきっかけだという。
ライヴはスタジオの近くのバー「バーフライ」で行われ、そのまま話はアルバム制作へ大きく進んでいった。2006年以降レコーディングを重ねるものの、そこは妥協を許さない4人ゆえ、一度2007年にリリースしようとするものの「本当に完成したといえるのか?」というプロデューサーならではの永遠のジレンマを抱え、見事に延期。その後、制作に5年もの月日を費やし、ようやく完成したのが、本作『メイド・イン・ベイシング・ストリート』である。
アルバム・タイトルは、ビートルズにおける『アビイ・ロード』の如く、レコーディングが行なわれた伝説的なSARM STUDIOがあるノッティング・ヒルの“ベイシング・ストリート”にちなんで名付けられた。アルバム『メイド・イン・ベイシング・ストリート』は、彼らがこれまでに生み出してきた名作の数々のような、英国音楽の良心がぎっしり詰めこんだ玉手箱である。なお、日本盤には更なる6曲ものボーナストラックが収録される。
そんな4人が、アルバム発売に先駆けて8月5日、6日の2日間限定の初来日公演を行う。『メイド・イン・ベイシング・ストリート』からの新曲のみならず、各メンバーにゆかりのある数々のヒット曲(バグルズ「ラジオ・スターの悲劇」、イエス「ロンリー・ハート」、トレヴァー・ホーンのプロデュース作品からグレイス・ジョーンズの「スレイヴ・トゥ・ザ・リズム」、フランキー・ゴーズ・ハリウッド、10ccからt.A.T.uまで)を演奏する予定だとか。彼らの輝かしいキャリアを集約した夢のようなステージとなることだろう。まるで夢を見ているような極上のひとときを堪能できること間違いなしだ。
「日本に行くのは初めてだから、みんなに会えるのを楽しみにしてるよ!」──トレヴァー・ホーン
最後に4人の経歴に触れておこう。トレヴァー・ホーンは、バグルズ、イエス、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドからt.A.T.uまでを手掛ける、英国が誇る伝説的プロデューサー。ロル・クレームは10cc、ゴドレイ&クレイムの元メンバーでありながら、ミュージック・ビデオのディレクターとして時代を彩った芸術的な作品(ポリスの「見つめていたい」、ハービー・ハンコック「ロック・イット」他)を数多く世に送り出しだした天才。スティーヴ・リプトンはトレヴァーの右腕としてZTTレコーズを支え、ローリング・ストーンズやポール・マッカートニーなど数多くの歴史的な作品に関わった人物(ジェフ・べックの最新作のプロデューサーとしてもグラミー賞にノミネートされた)。アッシュ・ソーンは元デラミトリ、スクイーズのメンバーで、近年はアデル、シーロ・グリーン、ジェームズ・モリソンなどを手掛けるイギリスで最も多作なドラマーの一人。この4人の英国音楽必殺仕事人たちが結成したのが、プロデューサーズである。
プロデューサーズ『メイド・イン・ベイシング・ストリート』
2012年10月24日発売予定 ¥2520
※日本盤はボーナストラック6曲収録
<Billboard Live Tokyo Special Project「トレヴァー・ホーンfeaturing ロル・クレーム and アッシュ・ソーン プロデューサーズ」>
8月5日(日) 1st 16:30 2nd 19:30
8月6日(月) 1st 19:00 2nd 21:30
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=8098&shop=1
●トレヴァー・ホーン:Trevor Horn
CBE(大英勲章第3位)。サー・ジョージ・マーティン以来最高のイギリス人レコード・プロデューサーである。彼がダラーのシングル「ハンド・ヘルド・イン・ブラック・アンド・ホワイト」「ギヴ・ミー・バック・マイ・ハート」やABC「ルック・オブ・ラヴ (The Lexicon Of Love)」、マルコム・マクラーレン「ダック・ロック」、アート・オブ・ノイズ「誰がアート・オブ・ノイズを…(Who's Afraid Of…)」、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド「プレジャードーム (Welcome To The Pleasuredome)」、プロパガンダ「ア・シークレット・ウィッシュ」、グレイス・ジョーンズ「スレイヴ・トゥ・ザ・リズム」などの名作をプロデュースしていたからこそ、歴史の本に名を連ねる程偉大な人物になったのだろう。彼は、シンセサイザーの草分け的デュオ、バグルス(『ビデオ・スターの悲劇 [Video Killed The Radio Star]』が世界的ヒットとなった)やプログレッシヴ・ロック・バンドのイエスのメンバーでもあり、近年ではシールやシンプル・マインズからt.A.T.u、ペット・ショップ・ボーイズ、ボーイゾーン、シャーロット・チャーチ、ロッド・スチュアート、ロビー・ウィリアムズまで多彩なアーティストをプロデュースしてきたことなどにより、彼の名声がより確立された。
●ロル・クレーム:Lol Creme
マージービートの時代から21世紀のアート・テクノの時代までまたがるキャリアを持つ数少ないミュージシャンのひとり。1960年代にビート・コンボ(「ポップ・グループ」の古風なイギリス英語)をいくつか転々とした彼はその後1970年にホットレッグズの一員として「ネアンデルタール・マン」という奇抜な曲を世界的にヒットさせた。続いて1972年から1976年にかけての5年間は先駆的なバンド10ccに在籍。「ディーン・アンド・アイ」「ウォール・ストリート・シャッフル」「人生は野菜スープ(Life Is A Minestrone)」「ラバー・ブリッツ」「アイム・ノット・イン・ラヴ」などのシングルを放った。最後に挙げた2曲は全英1位となったほか、プロデューサーズのライヴでの定番にもなっている。これらの代表的なシングルやアルバム(「『10cc』『シート・ミュージック』『オリジナル・サウンドトラック』『びっくり電話』)により、彼らは創造力においても技術的革新においても、ザ・ビートルズとブラーの間に位置する最高のブリティッシュ・アート・ポップ・グループとなった。ロルは1976年、10ccのソングライティングにおける主なパートナーだったケヴィン・ゴドレイと共にバンドを脱退しゴドレイ&クレームを結成。ヒット曲を連発(「ウェディング・ベルズ」「アンダー・ユア・サム」「クライ」)するのと並行して、ビデオ・ディレクターとしてもザ・ポリス(「見つめていたい[Every Breath You Take]」)、デュラン・デュラン(「ガールズ・オン・フィルム」)、ハービー・ハンコック(「ロックイット」)、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(「トゥ・トライブス」)を手がける一方、自身のシングル「トライ」も撮影。これらは1980年代の容貌を定義づける様式の画期的な例となった。ロルは、最近ではケイト・ブッシュ(2006年『エアリアル』)やペット・ショップ・ボーイズ(2007年『コンクリート』)とコラボレートしている。
●スティーヴ・リプソン:Stephen Lipson
ギタリスト、エンジニア、プロデューサーであるステファンは、1980年代にトレヴァー・ホーンの右腕としてサーム・スタジオでZTTレコーズ(所属アーティストはプロパガンダ、FGTH、グレイス・ジョーンズ、そして勿論ACT)の作品を手がけ、その時代のサウンドの形成に貢献してきた。1980年代終盤からはプロデューサーとして独立し、サンディー・トム、ジェイミー・カラム、ポール・マッカートニーの『フラワーズ・イン・ザ・ダート』、アニー・レノックスのソロ・アルバム4作をプロデュースし、ザ・ローリング・ストーンズの『アンダーカヴァー』のエンジニアリングを担当した。他にはジェリ・ハリウェル(「ハレルヤ・ハリケーン [It's Raining Men]」、全英1位)、Sクラブ7(全英1位3曲)、ウィル・ヤング(「リーヴ・ライト・ナウ」全英1位)、ナタリー・インブルーリア(「シヴァー」)、レイチェル・スティーヴンスなどのヒット曲をプロデュースしている。2011年にはジェフ・ベックのアルバム『エモーション・アンド・コモーション』の功績に関してグラミー賞にノミネートされた。
●アッシュ・ソーン:Ash Soan
イギリスで最も多作なドラマーのひとり。最近はアデル、シーロー・グリーン、ジェームズ・モリソンらとのレコーディングや、シールの最新作に参加している。彼が参加したアルバムは27作がトップ10入りし、うち11作が1位を獲得。シングルも7枚が1位となっている。ナターシャ・ベディングフィールド、シヴォーン・ドナヒー、サンディ・トムらとコラボレートしたことのある彼は、1990年代の大半をデル・アミトリのドラマーとして過ごしたのちスクイーズに加入し、1999年の解散まで在籍。その後はマリアンヌ・フェイスフルとモントルー・ジャズ・フェスティヴァルに、スクイーズとグラストンベリー・フェスティヴァルに、トム・ジョーンズとパーティ・イン・ザ・パークに出演した。2000年以降はリック・ウェイクマンとキューバ、リサ・スタンスフィールドとロシア、ベリンダ・カーライルと南アフリカで共演している。またダンスの世界でもフェイスレスの世界ツアーに参加したり、MJコールとグラストンバリー・フェスティヴァルに出演したりしている。
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