「城南海」のよみかたVol.9「ネームリーディングを初体験、2012年の「城南海」はどうなる?」

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名前から人の本質を読み解く、ネームリーディングアドバイザーのマダム ミハエルさん。明るいキャラクターと鋭いアドバイスは大人気で、多くの著名人のリーディングも行っていらっしゃいます。ネームリーディングは、まさにこの連載タイトル「城南海のよみかた」とリンクしている、ということで、今回、城南海さんの本質や2012年の運勢をリーディングしていただきました。「こういった、本格的なリーディングは初めて」という城さん。その結果は果たして?

◆城南海 画像

南海さんは隊長、中心になる人です

▲ネームリーディングでは、まず自分の名前を書いてミハエルさんに渡します。
▲このように名前の回りにグルグル円を描きながら、リーディングをしていきます。
──スケッチブックに名前を書いて、ミハエルさんにお渡しする城さん。

城南海:よろしくお願いします。デビューして4年目なのですが、歌の活動についてお聞きしてもよいですか?

ミハエル:はい。(城南海さんの名前にグルグル円を描きながらリーディングするミハエルさん)まず、南海さんは、結構中性的な感じがします。男だ、女だというよりも「中立な人」。透明感があって、しがらみといったものを感じさせないですね。すごくマイペース。あまり人が介入してこない分だけ、何かに急かされてやる、といった流れになっていかないんです。息が長くて、たおやかな感じ。だから、周りのスタッフの方々を含めて、「こうじゃなきゃいけない」と思わない方が良いですね。ただ、ムーヴメントというものは、続けていかないと作れないから、ずっと続けていくことが大事です。ちなみに今年は、すごく良いと思いますよ。

城南海:お!

ミハエル:今年は気がみなぎっていて、勢いを感じます。南海さんは中心になる人。あなたが隊長なのね。あなたを中心にして、周りが動いていくんです。南海さんの場合、思っていることが、表に現れて理解されるまで、時間がかかりますね。だから、ずっとやっている必要があるし、「私はやる気なんです」と言わないと、みんな気がつかない。南海さんがやる気にならないと、動かないんですよ。

城南海:そうですね。やる気があっても、ないように見られることがあります。

ミハエル:いつも同じテンションですからね。世の中には、やる気がなくても、やる気があるように見せる人もいるでしょう。でも、そういう人は、今年はどんどんダメになっていくと思う。南海さんのように、ウソのない人の時代が必ずやってきます。本物が残る時代ですから、南海さんには、すごく良いんじゃないですか。そして、今年はやる気がみなぎっているので、春以降、周りの人があなたのことを本当に分かってくる感じがしますね。

城南海:わあ! すごくうれしいです。

ミハエル:歌を歌っているときの様子が見えます。とても大人っぽい感じがするんですけれど。

城南海:普段とは、全然違う感じになりますね。

ミハエル:巫女さんぽいというか、降りてくる感じ。歌を歌って、いろいろな人にメッセージを伝えるというのが、南海さんの魂のやりたいことなんですね。なにを伝えるか、というところがすごく大事。それによって、聴いている人が、自分を取り戻せるようになる。あなたの歌声で、浮いた気持ちが平常心になれるというところが、南海さんの才能でしょうね。歌っているときは、雑念がない感じがします。

城南海:はい。歌のことだけを考えています。

ミハエル:自分が目立ちたいために歌っているわけではなくて、どこかと通じるために歌っているんですよね。私もリーディングをしているときは、たぶん全然違うところとつながっているんですよ。だから、顔を見ていると、その周波数が合わなくなってくるので、ここ(名前の文字)を見て、グルグルやって、電波を受けている感じなんです。だから同じような感じだと思うんですけれどね。南海さんは、「私って、すごいでしょ」って感じで歌っていないでしょう?

城南海:そうですね(笑)。

ミハエル:私はそういったことが、すべて才能だと思っているんです。降りてくるというのは、特異体質でも何でもなくて、どこかからのメッセージなんじゃないかな。自分がそうなれることを仕事にすれば、みんなうまくいくと思いますね。誰でも何か一つ、どこかと通じる能力があると思いますから。みんな、それをきたえてほしいですよね。南海さんはつながることを実践している人だから、そういう人といると、人間って感化されてくるんです。自分の能力を開花するためにも、そういう能力を使って歌っている人の曲を聴いた方がいい気がしますね。“Born to be singer.”なんでしょう。他は考えられなくないですか?

城南海:私は16歳のときにスカウトされたのですが、それまでずっとピアノをやっていて、歌手になろうとは思っていなかったんです。中学2年生のとき奄美から鹿児島に引っ越して。奄美のシマ唄の良さについて、奄美を離れてから気がついたんです。奄美のシマ唄をもっといろいろな人に知ってもらいたいと思って歌い始めたのが、私の歌のはじまりでした。シマ唄を唄っているときにスカウトされて、それで歌手になろうと思ったのですが、やはり自分のルーツはちゃんと持っておきたくて、歌い方もシマ唄の発声法を取り入れたりしています。今まで奄美のことをみんなにアピールしてきたし、これからもやっていきたいと思っているんです。

ミハエル:やっぱり、そういうことを話していらっしゃるときは、とくに魂が入っていますね。今の時代、音楽を聴いている人が、賢くなってきていると思うんですよ。テレビを観ている視聴者の人たちも、全然変わってきているし、本物か偽物かを見抜く力は、みんな持っていると思うんです。だからぜひ、南海さんの曲は聴いてほしいですよね。

城南海:ぜひ、聴いていただきたいな、と思います。

中身は結構オッサン? 1ミクロンもブレない

ミハエル:それにしても、南海さんは、目がとてもきれいですね。

城南海:ありがとうございます。よく、目は褒めていただくので、うれしいです。

ミハエル:淀んでいないですものね。びっくりしました。南海さんは、芯が強いですからね。興味がないことは、全然聞いていない気がする。

城南海:アハハハ。確かに、そうですね。笑って聞いていても、聞き流しているかもしれません(笑)。

ミハエル:ホワンと見えるから分からないんだけれど、この若さで中身は結構、オッサンが入っていますからね。

城南海:自分でも頑固だと思います。

ミハエル:頑固、というよりも、オッサンなんですよ(笑)。「俺は聞かねえ」っていうか、「関係ねえ」みたいな。

――男気がある?

ミハエル:男気はありますね。だから、クニャクニャしていたり、優柔不断とか、チャラチャラしている男の人とか見ると「どうしたことだろう?」って呆れてしまう感じですよね。

城南海:お付き合いはしたくないですね…。

ミハエル:だから、男っぽいというか、自分のやりたいこととかもはっきりしていて、とか。そういう人じゃないと、側にも寄りたくない、という感じじゃないですかね。

城南海:そうですね。

――あまり、守られたいという感じではない?

ミハエル:「守られたい」と思ったことあります? 守られたい、という概念がない気がする。

城南海:あまりないですね。

ミハエル:南海さんは、そのへんはちょっと変わっているんですよ(笑)。

城南海:えー、変わっているんだ(笑)。

――ただ南海さんは見た感じの雰囲気だと、「守ってあげたい」と勘違いする人もいるんじゃないでしょうか?

ミハエル:でも人間って、何回か会っていると、その人の本質が分かってくるじゃないですか。もちろん、最初はそういう人も寄ってくると思うんだけれど、彼女は微動だにしないから(笑)。

城南海:アハハハ。

ミハエル:1ミクロンもぶれないんですよ。だから、「あれ?」って、男の人が分かるんだと思います。

城南海:そうですね。

ミハエル:浸透力がないって、すっごく分かりますもの。今は聞いてくださっていますけれど(笑)。

生粋のシンガー、歌声にすごく良いバイブレーションがあります

――南海さんに合うカラーとか、ラッキーアイテムがあればアドバイスをいただけますか?

ミハエル:意外と、はっきりとした色が合うと思うんですよ。衣装などは、原色を入れた方が良いと思いますよね。あと、南海さんは、「この人は分かってもらえないな」とか、「通じないな」と、人を判断するタイミングが、人より少し早いんですよ。頭は意外とデジタルで、パキン、としている。だから、「もうちょっと時間をかける」ということが必要なので、手で巻くアナログの時計みたいなものを1つ置いておくと良いかなと思います。

城南海:確かに、優柔不断ではあるんですけど、早いですね。

ミハエル:そういう人も、歌の題材になるかもしれないので、「なぜそうなるのか」とか、研究材料として、もう少し間口を広げた方が良いかもしれませんね。

城南海:はい。

ミハエル:あと、料理はされますか?

城南海:最近、はまっていますね。

ミハエル:料理はすごく良いですよ。曲を作るのに、ものすごいプラスになります。最初はマニュアルも必要だけれど、自己流というのが大事。「ここで何を入れたら、おいしくなる」とか、そういうクリエイティブに料理をすることが、ものすごく元気になる。どんなに疲れていても、料理をして寝ると、元気になります。

城南海:料理を作るようになったのは、最近ですね。先日、はじめて筑前煮を作りました。

ミハエル:良いですねえ。そういう切り方一つにしても、「包丁が」とか言い出す気がするんです。1回凝ったら、入る人ですから。

城南海:料理は本格的にやってみます!

ここで一旦、オフィシャルのリーディングは終了。2人だけでお話をすることに。ミハエルさんの明るいトークに、城さんもすっかりリラックスした様子。

――(しばらくして)おつかれさまです。お話もだいぶ盛り上がったようですが、いかがでしたか?

ミハエル:やはり、生粋のシンガーですよ。歌声にすごく良いバイブレーションがあるんですよね。それを伝えて欲しいんです。そして、今年は飛躍の年なので。世にどんどん出ていく、という年になる気がするんです。その中で、いつもたくさんの人のことを心の中で思い描いてください。私はラジオなどに出ると、聴いている人の顔とかが見えたりするんですよ。みなさん、目に見えているものだけで判断をするじゃないですか。でも、その場にいなくても、待っている人とか、海の中で聞いている魚とか、ほかにもいっぱいいるから。それを南海さんに忘れないで欲しいです。

――ミハエルさんは、今までたくさんのミュージシャンをリーディングされていらっしゃいますが、城さんはどう映りましたか?

▲マダム ミハエル:ネームリーディングアドバイザー。音楽業界での勤務経験を経て、退職後現職に。独自のネームーリーディングスタイルを確立。テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活躍中。
ミハエル:芯がすごく強くてブレない。こういう方を、唄い手さんというんだと思います。ただ歌っているだけじゃないから。歌の奥にある波長みたいなものが、今の時代は必要だと思うのね。南海さんは、押しつけがましくないんだけれど、存在感がある。だから、たくさんの人に聴いてもらわないと。一番いけないのは、小さくなっていくこと。そこは気をつけてくださいね。最初に南海さんに「あなたは中心になる人なんですよ」と言いましたが、あなたが「やるぞ!」と思っていると、自然にそうなってくるの。蚊取り線香の逆みたいに思えば良いわけですよね。それが、人を巻き込むということなんですよ。リーディングをしているなかで、スポットライトの中で歌っているのが見えたので、これからそういう場面が増えてくると思います。

城南海:わあ。

ミハエル:ぜひ、頑張ってください!

城南海:はい! 頑張ります!

リーディングを終えて…心が浄化される感じがしました

――リーディングを受けていかがでしたか?

城南海:仰ること全部、思い当たることがいっぱいありました!

――とくに印象に残ったのは?

城南海:私はゆっくりしているイメージが表に出ているけれど、実は「中身が結構男っぽい」とか。歌っているときや、しゃべっているときの私のイメージとは違う性格の部分についても、バシバシ言われたので、びっくりしましたね。

――事前の知識を持って話すのとは、まったく違う感じでしたね。

城南海:「巫女さんみたい」と仰っていましたけれど、きっと私の歌っている姿が、ミハエルさんには見えていたんだろうな、と思いました。

――途中、南海さんとミハエルさんのお2人だけのときも、とてもお話がはずんでいたようですね。

城南海:そうですね。「あなたはこうなります」と仰るのではなくて、一緒にお話しているうちに、すごくすっきりして、心が浄化されるような感じがしました。

――私も横でリーディングを聞いていて、自分が南海さんに対してぼんやりと抱いていた印象を、はっきり言語化していただいたような気がして、「なるほど」と思うことばかりでした。

城南海:私自身もそうですね。普段、自分の性格や中身については、言語化することはないですから。本当に今日はいろいろなお話を伺うことができて、おもしろかったですし、とても勉強になりました。今年は「“飛躍の年”になる」と仰って頂いたので、今までよりも更に、ライブ、そして生で歌を、想いを、奄美の心を届けられるようにがんばります!そして、昨年発足したファンクラブのみなさんとイベントなどを通して沢山交流出来るようにしたいと思います。

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