いろんな物語が集まって、スマイレージという伝説になる。「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」インタビュー
── ここからちょっと前田さんにお聞きしたいのですが。まずは……最近、どうですか?
前田憂佳:
最近ですか?(笑) 楽しいですよ。今までも楽しかったですけど。この間、テスト期間だったんです。みんなが他の仕事している時も、家で勉強していたんですけど、みんなががんばってるから、私もがんばらなくちゃって思えるんです。で、なんか。やっぱり成績とか上げないと、みんなに見せる顔がないというか……。
── 合わせる顔がないというか?
前田憂佳:
えへへ(照)。で、がんばって点数上がって、みんなに言っても無反応なんです(苦笑)。
── スマイレージ卒業は、前々から考えていました? 「もっと勉強したい」とか。
前田憂佳:
そうですね……なんか、なんだろう。なんて言えばいいかなあ。勉強もそうだし、去年とか今年もそうなんですけど、スマイレージとしていろんな仕事をやらせてもらって、スマイレージの仕事もすっごく楽しかったんですけど、なんか、自分のことができなくなっちゃったっていうか。うーん。
── 前田さんは、アイドルである前に、普通の女の子だなっていう感じがします。
前田憂佳:
あはは。はい。そうですね。
── だから、前田さんくらいの年齢の普通の女の子たちのような毎日を送りたくなったのかな、って勝手に思ってたんですが。
前田憂佳:
なんだろう。「勉強をがんばりたい」っていうのもあったし、なんか、忙しかったりして、親にあたっちゃったりとか。まぁ、そういうので優しくしてくれる親じゃなくて、結構、厳しいんですけど(笑)。でも、あたっちゃったりとか、自分のことが自分でだんだんできなくなっちゃってるなって思って。てきとうにやってたっていうか、そんなんじゃないんですけど、なんかもう時間に流されて生きてた、っていうか、その辺が「このままじゃダメだな」って思って。「明日やろうは馬鹿野郎」じゃないですけど(笑)。そんな感じで毎日、後悔してたっていうか。やんなきゃいけないのに、いつの間にか寝ちゃってたり。もっとこうしたいのに、できてなかったりとか。それで後悔してばかりで。「このままじゃダメだな」って。
── 前田さんにとって、スマイレージって何でしたか?
前田憂佳:
んー。ずっと4人でやってきて、エッグとしても一緒にやってきて。最初は花音ちゃんと(小川)紗季ちゃんが仲良くて、憂佳と彩花ちゃんが仲良かったんですよ。で、やっぱりこういう仕事っていうのもあって、ケンカもよくあったんですよ。ケンカっていうか……なんだろう。まぁ、あったんですけど、でも、そういうのは、今、考えてみると大切だなって思います。やっぱりライバルだし、この人より上手くなりたいっていうか、そういうのはあると思うんですけど、でもいっぱいケンカをしたぶん、今では何でも言い合えるというか、隠していることがない、っていうか。あと、しんみりした空気になったことがあまりなくて。そういうのがスマイレージらしさなのかな、って思うけど。でもなんだろう。友達とは違う、ずっと一緒にいるから家族、みたいな。学校の友達とは全然違うんですよ。なんだろう。なんだろうなぁ……はい(苦笑)。
── なるほど。
前田憂佳:
今まで、深くは考えたことなかったんですけど、(日本レコード大賞の)最優秀新人賞を獲った時に「このメンバーでよかったな。」って思ったんです。すっごく。なんでかわかんないですけど、「私以外の3人って凄いな」って思ったんですよ。ほんとに。私なんかただの人間なのに、なんかその3人のおかげで(最優秀新人賞まで)いけたというか、そんな感じだったんですよ。その時に、「スマイレージってすごいな」って、「そこに私がいたのも凄いな」って思ったんですけど。それで、新メンバーが入って、紗季ちゃんが卒業して。紗季ちゃんが卒業しても実感っていうのはよくわかんないんですけど(笑)。なんか、紗季ちゃんがいなくなって、立ち位置とか変わるじゃないですか。それで、だんだん寂しくなって、みんなで泣いたりとかしてましたね。
── ええ。
前田憂佳:
でも、新メンバーが入って、つんく♂さんが最初「(新メンバーが)足りない部分を埋めてくれる。」みたいなこと仰ってたじゃないですか。でも、足りない部分を埋めたんじゃなくて、変わったんだなって思ったんですよ。最初、新メンバーが入ってきて全然スマイレージっていうグループじゃなくなったような気がしたんですよね。でも、やっていくうちに、「あ、やっぱりスマイレージだな」って。だから、埋めたんじゃなくて、新しい部分をプラスして変わったんだな、って。一緒にいる時はホントに面白いですよ。なんかもう「入ってきてくれてありがとう」って今は思ってます。
── では最後に、そんなメンバーに、そしてファンに、今、メッセージとして伝えたい事は?
前田憂佳:
伝えたいことは……えっと、なんだろう。んーと。多分、これからファンの中で、スマイレージの良さを一番知っているのは、私になるんですよ(笑)。だから、その、一番、スマイレージを知っているひとりのファンとして、これからスマイレージのことを応援していこうと思うし、なんか、みんなも「メールする」とか言ってくれるんですよ。「遊びに行こう」とか。実際はしてくれないかもしれないけど(笑)。でも、なんか陰で支えていくというか、ファンとして応援していけたらいいな、って思うし、私もがんばるし、がんばるし……がんばるし。んー。変わらないでいたいです。「変わらない私でいたい」です。私が卒業して、頭が悪いのでどうなるかわからないじゃないですか(笑)、でも、卒業してからも私のことを「応援していてよかった」って、ファンの人が思ってくれるような、そんな前田憂佳でいたいなって思います。
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前田憂佳:
最近ですか?(笑) 楽しいですよ。今までも楽しかったですけど。この間、テスト期間だったんです。みんなが他の仕事している時も、家で勉強していたんですけど、みんなががんばってるから、私もがんばらなくちゃって思えるんです。で、なんか。やっぱり成績とか上げないと、みんなに見せる顔がないというか……。
── 合わせる顔がないというか?
前田憂佳:
えへへ(照)。で、がんばって点数上がって、みんなに言っても無反応なんです(苦笑)。
── スマイレージ卒業は、前々から考えていました? 「もっと勉強したい」とか。
前田憂佳:
そうですね……なんか、なんだろう。なんて言えばいいかなあ。勉強もそうだし、去年とか今年もそうなんですけど、スマイレージとしていろんな仕事をやらせてもらって、スマイレージの仕事もすっごく楽しかったんですけど、なんか、自分のことができなくなっちゃったっていうか。うーん。
── 前田さんは、アイドルである前に、普通の女の子だなっていう感じがします。
前田憂佳:
あはは。はい。そうですね。
── だから、前田さんくらいの年齢の普通の女の子たちのような毎日を送りたくなったのかな、って勝手に思ってたんですが。
前田憂佳:
なんだろう。「勉強をがんばりたい」っていうのもあったし、なんか、忙しかったりして、親にあたっちゃったりとか。まぁ、そういうので優しくしてくれる親じゃなくて、結構、厳しいんですけど(笑)。でも、あたっちゃったりとか、自分のことが自分でだんだんできなくなっちゃってるなって思って。てきとうにやってたっていうか、そんなんじゃないんですけど、なんかもう時間に流されて生きてた、っていうか、その辺が「このままじゃダメだな」って思って。「明日やろうは馬鹿野郎」じゃないですけど(笑)。そんな感じで毎日、後悔してたっていうか。やんなきゃいけないのに、いつの間にか寝ちゃってたり。もっとこうしたいのに、できてなかったりとか。それで後悔してばかりで。「このままじゃダメだな」って。
── 前田さんにとって、スマイレージって何でしたか?
前田憂佳:
んー。ずっと4人でやってきて、エッグとしても一緒にやってきて。最初は花音ちゃんと(小川)紗季ちゃんが仲良くて、憂佳と彩花ちゃんが仲良かったんですよ。で、やっぱりこういう仕事っていうのもあって、ケンカもよくあったんですよ。ケンカっていうか……なんだろう。まぁ、あったんですけど、でも、そういうのは、今、考えてみると大切だなって思います。やっぱりライバルだし、この人より上手くなりたいっていうか、そういうのはあると思うんですけど、でもいっぱいケンカをしたぶん、今では何でも言い合えるというか、隠していることがない、っていうか。あと、しんみりした空気になったことがあまりなくて。そういうのがスマイレージらしさなのかな、って思うけど。でもなんだろう。友達とは違う、ずっと一緒にいるから家族、みたいな。学校の友達とは全然違うんですよ。なんだろう。なんだろうなぁ……はい(苦笑)。
── なるほど。
前田憂佳:
今まで、深くは考えたことなかったんですけど、(日本レコード大賞の)最優秀新人賞を獲った時に「このメンバーでよかったな。」って思ったんです。すっごく。なんでかわかんないですけど、「私以外の3人って凄いな」って思ったんですよ。ほんとに。私なんかただの人間なのに、なんかその3人のおかげで(最優秀新人賞まで)いけたというか、そんな感じだったんですよ。その時に、「スマイレージってすごいな」って、「そこに私がいたのも凄いな」って思ったんですけど。それで、新メンバーが入って、紗季ちゃんが卒業して。紗季ちゃんが卒業しても実感っていうのはよくわかんないんですけど(笑)。なんか、紗季ちゃんがいなくなって、立ち位置とか変わるじゃないですか。それで、だんだん寂しくなって、みんなで泣いたりとかしてましたね。
── ええ。
前田憂佳:
でも、新メンバーが入って、つんく♂さんが最初「(新メンバーが)足りない部分を埋めてくれる。」みたいなこと仰ってたじゃないですか。でも、足りない部分を埋めたんじゃなくて、変わったんだなって思ったんですよ。最初、新メンバーが入ってきて全然スマイレージっていうグループじゃなくなったような気がしたんですよね。でも、やっていくうちに、「あ、やっぱりスマイレージだな」って。だから、埋めたんじゃなくて、新しい部分をプラスして変わったんだな、って。一緒にいる時はホントに面白いですよ。なんかもう「入ってきてくれてありがとう」って今は思ってます。
── では最後に、そんなメンバーに、そしてファンに、今、メッセージとして伝えたい事は?
前田憂佳:
伝えたいことは……えっと、なんだろう。んーと。多分、これからファンの中で、スマイレージの良さを一番知っているのは、私になるんですよ(笑)。だから、その、一番、スマイレージを知っているひとりのファンとして、これからスマイレージのことを応援していこうと思うし、なんか、みんなも「メールする」とか言ってくれるんですよ。「遊びに行こう」とか。実際はしてくれないかもしれないけど(笑)。でも、なんか陰で支えていくというか、ファンとして応援していけたらいいな、って思うし、私もがんばるし、がんばるし……がんばるし。んー。変わらないでいたいです。「変わらない私でいたい」です。私が卒業して、頭が悪いのでどうなるかわからないじゃないですか(笑)、でも、卒業してからも私のことを「応援していてよかった」って、ファンの人が思ってくれるような、そんな前田憂佳でいたいなって思います。
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