【連載】「城南海」のよみかたVol.2「5分でわかる城南海 その2」
さてさて、第2回目の『「城南海」のよみかた』。前回に引き続き、城南海とは一体どんなアーティストなのか、という基礎知識をご紹介していきます。まじめな音楽の話から、意外な願望など、今回も城南海の素顔をギュッとつめこみました。
◆城南海 画像
女20歳を越えて顔が変わる!?デビュー3年目変化の“兆し”
――2011年でデビュー3年目ですよね。デビュー当時から比べると、雰囲気が大人っぽくなった気がします。
城南海:20歳を超えて、顔が大人っぽくなったと言われます。顎がとんがってきて、二重の形が変わったんですよね。母もそうだったみたいなので、遺伝なのかな?
――歌で変わったところは?
城南海:デビューシングルのレコーディングのときに、シマ唄とポップスの中間点みたいなところを初めてみつけたんですよ。だからたぶん、以前よりはシマ唄の要素の入れ方や、グインを入れずに歌うところのニュアンスなどの使い分けができるようになっていると思います。
――今までを振り返って、ターニングポイントだったと思うのは、どんなとき?
城南海:去年の春から1年間関わり、テーマソングを歌わせていただいた『ルナ・レガーロ』(2010~2011春まで東京、大阪、名古屋で開催された期間限定エンタテイメント&レストラン)は大きかったです。結局、全部で58回ステージに立ちました。サーカスで歌うことって、そんなにないじゃないですか。円型のステージで、周りにお客さんがいる。サーカスの幻想的な空間のなかで、一人で立って歌うっていうのが、すごく鍛えられました。毎回違うお客さんの前で、どうパフォーマンスをするか、というのも勉強になりました。
――何曲歌ったのですか?
城南海:最初は1曲だったんですけれど、途中2曲になって、最終的に3曲歌わせていただきました。歌うのはステージの最後ではなくて、途中で出ていくんです。サーカスも、お料理も、すべてが一つのストーリーになっているから、それを壊しちゃいけない、ということもあったので、緊張しましたね。サーカスだから見せ方とかもすごいし。そういうプロフェッショナルがいっぱい集まっているところで、一つの演目として出ていく、というのが、いつもの自分のライヴとは、全然違いました。
――それは大きな経験でしたね。
城南海:1年同じスタッフでやっていて、基本的にずっと一緒だから、みんな家族みたいになって。そこに加われている、っていうしあわせもあって、毎回楽しかった。震災の影響を受け、中止になってしまいそうな場面もあったけれど、みんなでそこを乗り越えて最後までやった、というのもあって。本当にラストは「え? もう終わっちゃうの」って。最初は1年間って長い、と思っていたけれど。終わってみると、すごくさみしかったですね。
――1年も一緒だと、思い出も多いし。
城南海:それでこの間、女子会をやったんですよ。
――そうだったんだ。でも、この経験はこれからの南海ちゃん自身のライヴでも反映できますね。
城南海:絶対反映したいですね。パフォーマンスをする人たちがロシアから来ていて、毎回命がけのパフォーマンスなんですよ。それを身近で見ていた、というのも、インパクトがすごくあって。そういう人と交流を持って話したことも、とても意味があったと思います。海外の人だから、終わったらなかなか会えないけれど。facebookなどでつながるようにしています。
――コミュニケ―ションは英語なの?
城南海:はい。でもノリで話しちゃいます。分からなければ、笑っている(笑)。海外をずっと回っている人たちだから、身振り手振りで話してくれるし、言葉が通じなくても、意思疎通ができるんですよ。
意外な共通点を発見!アイルランド音楽とシマ唄
――南海ちゃんの歌唱法「グイン」と同じく世界でもポップスと伝統的な発声法を混ぜている例はありますね。
城南海:私、一回ホーミー(モンゴルの発声法)をやろうとしたんですけれど、それはできなかった。基本、ホーミーって男性なんですよ。
――ほほう。そうなんだ!
城南海:そういうの、すごい興味があって。私、以前ラジオ番組をやっていたときに、世界の音楽で、私みたいにその地域の発声を取り入れたポップスを紹介していたんですよ。22~23カ国やったのかな。それで、いろいろなところの音楽を聞いて。ホーミーをポップスでやっていた人もいましたね。
――とくに印象に残っている音楽は、どこの国ですか?
城南海:アイルランド音楽に興味があります。シマ唄と似た響きをかんじるんですよね。ケルティック・ウーマンとか。
――確かに、似た匂いを感じるかも。
城南海:この人好きだな、と感じるのは、ケルト系が多かったりして。シマ唄をいろいろなところで歌うと、行ったことはないけれど、「懐かしい」っていう人がすごく多いんですよ。そういうところも、似ているのかな、と思いました。
女子力アップ超ギャルメイク?どこに向かう!?『「城南海」のよみかた』
――今、やりたいことってある?
城南海:女子力アップに興味があります。女子力アップというか、ヨガを始めようと思っていて。
――ほほう。
城南海:美容やメイクが好きで、雑誌で勉強したりしています。整体にも行っているんですけれど、体調が良くなって、歌もすごく歌いやすくなりました。
――確かに、アーティストは身体が資本ですからね。
城南海:先生もすごく応援してくれていて。この間は、インディバトリートメントというのを受けました。
――インディバトリートメント?
城南海:お腹に金属の板をひいて寝るんです。引き締め効果と、お肌のハリアップ効果に分かれていて。私、新陳代謝が悪いのですが、それにも効果があるんですよ。電気を通して、ちょっと熱い感じです。一回、受けてみませんか? あと、整体はすっごい痛いんですけど、その分終わったあとは、からだがすっごく楽になります。
――えー。痛いの?
城南海:うん。叫ぶ暇もないくらい。
――どうしましょうか……。楽になるのは、魅力的だなあ。南海ちゃんはメイクも好きとのことですが、人にメイクしたことはある?
城南海:人にお化粧したことはないけど、楽しそうですね!
――メイクによっては、その人の印象がまったく変わりますからね。
城南海:一回、超ギャルメイクとかやってみたい(笑)。
――えええ~! じゃ、じゃあ、今後の連載で企画しましょうか。
城南海:ぜひ!
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