モーターヘッドのレミー「俺はビートルズ派だった」

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モーターヘッドのレミーが、サイド・プロジェクトHeadCatのニュー・アルバム『Walk The Walk...Talk The Talk』をリリースした。レミー、スリム・ジム・ファントム(ザ・ストレイ・キャッツ)、ダニー・B・ハーヴィー(Lonesome Spurs, The Rockats)が結成したHeadCatは、2006年にデビュー・アルバム『Fools's Paradise』をリリース。今作が2枚目のスタジオ・アルバムとなる。

『Walk The Walk...Talk The Talk』は12曲収録のうち10曲がカバー。エルヴィス・プレスリーの「Trying To Get You」やチャック・ベリーの「Let It Rock」、ロカビリー歌手エディ・コクランの「Something Else」、ロバート・ジョンソンの「Crossroads」といったオールディーズのほか、ビートルズの「You Can't Do That」をカバーしている。

レミーは、『Billboard』誌のインタビューでザ・ビートルズ・ファンだったと話している。「(当時)イギリスは(ローリング・)ストーンズ派とビートルズ派に2分されていた。俺は、ザ・ビートルズだった…。「You Can't Do That」には本当に感銘を受けたよ。初めて聴いたとき、ソウル・グループだと思ったんだ。白人のものじゃなかった」

その「You Can't Do That」HeadCatカバーは、彼らだからこそ成せる苦味ヴァージョン。そのほかのカバーも興味深い。

Ako Suzuki, London

◆BARKS洋楽チャンネル
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