サッズ、清春の誕生日ライヴ開催、ツアー会場でCD / DVD無料配布を予告
10月30日の清春の42回目のバースデーを前に、10月29日、横浜ベイホールにてサッズのライヴが行なわれた。毎年行なわれていた<BIRTHDAY LIVE>だが、2010年は清春ソロではなくサッズとしての公演。しかもサッズ名義で横浜ベイホールにてライヴを行なうというのは、2002年の9月以来、実に8年振りとなる。
客電が落ちオープニングSEが流れると同時に、フロアを埋めた観客が一斉にステージの方へと押し寄せた。
ライヴは、もはやサッズでは定番の1曲目となっている「EVIL」からスタート。4曲目には11月10日にリリースされるニュー・シングル「DISCO」を早くも披露し、その後は立て続けに最新アルバム『THE 7 DEADLY SINS』収録曲を撃ち放つ。9曲目は5月1日の武道館で初披露されたもののアルバムには収録されず、今回のシングル「DISCO」のカップリングとなった重く暗くヘヴィーな「VISION」が飛び出す。その音の粒ひとつひとつを全身に浴びて、まさに痺れるような感覚。誰もがステージ上のサッズに釘付けとなっていた。
ギター・ソロ、ドラム・ソロを挟みながらの中盤から後半。シングルのカップリングとしてリテイクされ、より速く激しく生まれ変わった「ナイトメア」も演奏。「Darkness is my spiral mind」では、他を寄せ付けない圧倒的な演奏力とパフォーマンスに加え、無二の存在感でサッズの世界観を見せつけ、19曲目の「BECAUSE」まで一気に駆け抜けた。
そしてアンコールでのこと。清春が「サッズのことが大好きなキッズがいてね。アニメとかに興味がなくて、周りの友達と話が合わないんだって(笑)。さっき楽屋で“清春さんはメタリカとか好きですか?”って聞かれて(笑)」と穏やかな笑顔を浮かべながら、「普段はこういうことしないんだけど」といって、ギターのK-A-Zの愛息子(6歳)をステージに招き入れた。清春をイメージしたような黒で統一したコスチュームに身を包み、つけまつげもつけてバッチリメイクをキメた小さなサッズ・ファンの登場に、場内は一気に和やかなムードに包まれる。さらに、清春が抱きかかえてステージ中央の“お立ち台”に乗せると、実に堂々としたイーヴィル・サインをキメるという、末恐ろしい6歳児に、清春の表情も緩みっぱなしだった。
そうした和やかなムードも、演奏が始まれば一転。12月8日に発売されるアルバム『Lesson2』収録曲「ANDROGYNY INSANITY」が披露されると、再び怒濤のサッズの世界に染まる。2回目のアンコールでは、清春がステージに姿を現すと、K-A-Zの重厚なギターから「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」の生演奏が始まる。特注の3段ケーキがステージに登場し、ケーキ側面のクリームをなぞった人差し指をペロッと舐める清春の仕草に、悶えるオーディエンスの歓声が挙がったことはいうまでもない。そしてロウソクの火を静かに吹き消し、あと数時間後に42歳となるロックのカリスマを、この夜を共有したみんなが祝福した。
そして「ナイトメア」同様に現メンバーでリテイクされてカップリングとなった「SANDY」で、この狂宴の終わりに向けて引き金を引く。27曲目「CRACKER'S BABY」でベイホールを破壊せんとばかりにダイバーが飛びまくり、何度目かのピークを超えて、この日のライヴは締めくくられた。
新曲を撃ちまくった<BIRTHDAY LIVE>。台風はこれから関東に近づくというのに、会場内のファンは誰もが豪雨の中を飛び出してきたかのようにズブ濡れ。しかし、この1年に1度の特別な夜をサッズと、そして清春と共有できた喜びに満ちた笑顔を浮かべていた。
なお、3回目のアンコールで清春の口から発表された、11月から始まるツアー会場でのCD、DVD無料配布の詳細は、11月10日発売の「DISCO」封入チラシやオフィシャル・サイトで確認してほしい。「他のアーティストよりも、儲けは意識していない(笑)」という趣旨の言葉で語られたこのCDとDVDは、まさしくファン必携のアイテムとなるに違いない。
また、清春の誕生日を記念して、10月30日からsadsの新曲「DISCO」が、レコチョクにて独占先行配信されるので、ツアーの予習に、ぜひ入手しておいていただきたい。
【<Sads tour 『ANDROGYNY INSANITY』>日程】
11月11日 高崎Club FLEEZ
11月15日 京都MUSE HALL
11月16日 京都MUSE HALL
11月18日 仙台CLUB JUNK BOX
11月19日 仙台CLUB JUNK BOX
11月23日 浜松 Live House 窓枠
11月24日 なんばhatch
11月26日 福岡DRUM LOGOS
11月29日 水戸LIGHT HOUSE
11月30日 水戸LIGHT HOUSE
12月03日 品川Stellar Ball
12月06日 名古屋CLUB DIAMOND HALL
◆このライヴのセットリスト
◆サッズ・オフィシャルサイト
客電が落ちオープニングSEが流れると同時に、フロアを埋めた観客が一斉にステージの方へと押し寄せた。
ライヴは、もはやサッズでは定番の1曲目となっている「EVIL」からスタート。4曲目には11月10日にリリースされるニュー・シングル「DISCO」を早くも披露し、その後は立て続けに最新アルバム『THE 7 DEADLY SINS』収録曲を撃ち放つ。9曲目は5月1日の武道館で初披露されたもののアルバムには収録されず、今回のシングル「DISCO」のカップリングとなった重く暗くヘヴィーな「VISION」が飛び出す。その音の粒ひとつひとつを全身に浴びて、まさに痺れるような感覚。誰もがステージ上のサッズに釘付けとなっていた。
ギター・ソロ、ドラム・ソロを挟みながらの中盤から後半。シングルのカップリングとしてリテイクされ、より速く激しく生まれ変わった「ナイトメア」も演奏。「Darkness is my spiral mind」では、他を寄せ付けない圧倒的な演奏力とパフォーマンスに加え、無二の存在感でサッズの世界観を見せつけ、19曲目の「BECAUSE」まで一気に駆け抜けた。
そしてアンコールでのこと。清春が「サッズのことが大好きなキッズがいてね。アニメとかに興味がなくて、周りの友達と話が合わないんだって(笑)。さっき楽屋で“清春さんはメタリカとか好きですか?”って聞かれて(笑)」と穏やかな笑顔を浮かべながら、「普段はこういうことしないんだけど」といって、ギターのK-A-Zの愛息子(6歳)をステージに招き入れた。清春をイメージしたような黒で統一したコスチュームに身を包み、つけまつげもつけてバッチリメイクをキメた小さなサッズ・ファンの登場に、場内は一気に和やかなムードに包まれる。さらに、清春が抱きかかえてステージ中央の“お立ち台”に乗せると、実に堂々としたイーヴィル・サインをキメるという、末恐ろしい6歳児に、清春の表情も緩みっぱなしだった。
そうした和やかなムードも、演奏が始まれば一転。12月8日に発売されるアルバム『Lesson2』収録曲「ANDROGYNY INSANITY」が披露されると、再び怒濤のサッズの世界に染まる。2回目のアンコールでは、清春がステージに姿を現すと、K-A-Zの重厚なギターから「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」の生演奏が始まる。特注の3段ケーキがステージに登場し、ケーキ側面のクリームをなぞった人差し指をペロッと舐める清春の仕草に、悶えるオーディエンスの歓声が挙がったことはいうまでもない。そしてロウソクの火を静かに吹き消し、あと数時間後に42歳となるロックのカリスマを、この夜を共有したみんなが祝福した。
そして「ナイトメア」同様に現メンバーでリテイクされてカップリングとなった「SANDY」で、この狂宴の終わりに向けて引き金を引く。27曲目「CRACKER'S BABY」でベイホールを破壊せんとばかりにダイバーが飛びまくり、何度目かのピークを超えて、この日のライヴは締めくくられた。
新曲を撃ちまくった<BIRTHDAY LIVE>。台風はこれから関東に近づくというのに、会場内のファンは誰もが豪雨の中を飛び出してきたかのようにズブ濡れ。しかし、この1年に1度の特別な夜をサッズと、そして清春と共有できた喜びに満ちた笑顔を浮かべていた。
なお、3回目のアンコールで清春の口から発表された、11月から始まるツアー会場でのCD、DVD無料配布の詳細は、11月10日発売の「DISCO」封入チラシやオフィシャル・サイトで確認してほしい。「他のアーティストよりも、儲けは意識していない(笑)」という趣旨の言葉で語られたこのCDとDVDは、まさしくファン必携のアイテムとなるに違いない。
また、清春の誕生日を記念して、10月30日からsadsの新曲「DISCO」が、レコチョクにて独占先行配信されるので、ツアーの予習に、ぜひ入手しておいていただきたい。
【<Sads tour 『ANDROGYNY INSANITY』>日程】
11月11日 高崎Club FLEEZ
11月15日 京都MUSE HALL
11月16日 京都MUSE HALL
11月18日 仙台CLUB JUNK BOX
11月19日 仙台CLUB JUNK BOX
11月23日 浜松 Live House 窓枠
11月24日 なんばhatch
11月26日 福岡DRUM LOGOS
11月29日 水戸LIGHT HOUSE
11月30日 水戸LIGHT HOUSE
12月03日 品川Stellar Ball
12月06日 名古屋CLUB DIAMOND HALL
◆このライヴのセットリスト
◆サッズ・オフィシャルサイト
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