ワイクリフ・ジョン、大統領選への出馬をあきらめられず

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ハイチ共和国の大統領選に出馬表明していたものの、同国に5年連続で居住していないことを理由に候補者リストから除外されたワイクリフ・ジョンだが、選挙管理委員会の決断に納得できず、上訴するつもりだという。

先週金曜日(8月20日)選挙管理委員会から正式発表があった際には、「納得はできないものの決定には従う」との声明を出していたワイクリフだが、完全には納得できなかったようだ。2日後に、「あきらめることはできない、裁判所に上訴する」とAP通信社に話したほか、Twitterでも「明日、弁護士が選挙委員会の決定に対し上訴する。法で定められた必要条件はすべて満たしている。法は尊重されるべきだ」とのコメントを掲載している。

候補者リストから除外される以前、ワイクリフは、選挙出馬を発表したことで死の脅迫を受けたが、屈するつもりはないとの強い意志を表明していた。

ハイチ共和国の大統領選挙は11月28日に行なわれる。

Ako Suzuki, London
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