アッシャー、自らの前人未到記録をさらに更新

ポスト

アッシャーの最新シングル「OMG」が全米シングル・チャート1位を獲得、これにより自身が持つ“過去10年間で最もNo.1にいたアーティスト”の記録をさらに更新することとなった。

「OMG」はアッシャーにとって9曲目の全米チャート1位シングルとなったが、2001年以降シングル13曲が連続でトップ20にランクインしており、そのうち7曲が1位を獲得している。合算すると41週間シングルが1位の座にいたことになり、これは現状誰も破ることのできない記録となっている。

そんな「OMG」、アッシャーは「初めてこの曲を聴いた時、サッカーを思い浮かべた」と語っているのだが、楽曲中に繰り返し挿入される掛け声部分が、フランスで行なわれたサッカー試合中のファンファーレをサンプリングしたものであることが明かされている。プロデューサーであるウィル・アイ・アムの手腕だが、ワールド・カップを控えたこの夏だからこそ、世界中で「OMG」がさらなる支持を得ることは想像に難くない。さらに記録を伸ばすことになるのかも。

なお全米では、すでにシングル「ヘイ・ダディ(ダディーズ・ホーム)」「リル・フリーク」「ゼア・ゴーズ・マイ・ベイビー」がリリースされ、全米R&Bチャートのトップ10内に3曲とも同時ランクインしている状況にある。2009年にリリースされた「ペーパーズ」を含めると、最新アルバムから5曲が全米チャートを席捲しており、アッシャー旋風はまだまだ勢力を伸ばしていきそうだ。

『レイモンド V レイモンド』
2010年4月21日発売
\2,310 (tax-in)
※日本盤ボーナストラック「モア」収録

◆アッシャー・オフィシャルサイト
◆Sony Music Japan Inc.公式ツイッタ―
この記事をポスト

この記事の関連情報