<TOKYO M.A.P.S>、2010年オーガナイザーは鬼才菊地成孔

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毎年ゴールデンウイークに六本木ヒルズアリーナで開催されるJ-WAVE主催<TOKYO M.A.P.S>が、2010年も行なわれる。フリーライブが楽しめる一大イベントとして2008年から始まり、音楽、アート、パフォーマンスなど様々な表現を発信するイベントとして定着してきているものだ。

◆<TOKYO M.A.P.S>出演者画像

<J-WAVE & Roppongi Hills present TOKYO M.A.P.S NARUYOSHI KIKUCHI EDITION>と名付けられた今回のイベントは、菊地成孔がオーガナイザーを担うことになった。毎回プログラム・オーガナイザーを立て、そのオーガナイザーの世界観を表現したイベントとなるのが特徴で、2008年は宮沢和史、2009年は大貫妙子がオーガナイザーを務め、それぞれの個性が発揮されてきた。

そして2010年は菊地成孔。時代をリードする鬼才、疾走する天才と称される彼がオーガナイザーとあれば、また参加アーティストも見ごたえたっぷり。自身の出演によるライブのほか、菊地成孔の呼びかけで集まった多彩なミュージシャンのフリーライブはどれもこれも必見となることだろう。

「世界同時不況時のジャズ+α。もういい加減、癒したり癒されたり、スローライフで凌いだり、草ばかり喰ったり、そんな事ばかりではサヴァイブ出来ないと、薄々解っているでしょう皆様。ちょっと前の流行語である「勝ち組」が、フランス革命直前の貴族の様な物であって、枕を高くして眠れない事も、すっかり解っているでしょう。温暖化なんつってるけど、じゃあ何でこんなにいつまでも寒いわけ?ディフェンスばかりでは、生きている心地がしない。オフェンスの方法が解らない。そうした乱世にこそ、JAZZが最も生き生きとするのだ。という事を世界に伝えるのがワタシに与えられた天命です。たった二日間ではありますが、ワタシがオーガナイズするJAZZフェスをお楽しみ下さい。そこには、日本の都市文化から去勢されてしまった、あらゆる攻撃的な生命と優雅があります。」──菊地成孔

これまでJAZZには縁遠かったという方も、これを機にゴールデンウイークを六本木ヒルズアリーナで過ごしてみては? 固定観念をあっさりとひっくり返すJAZZのパワーがたっぷりと吸収できるかも。
また<TOKYO M.A.P.S>の一部は、5月4日(火・祝)9:00~17:55にJ-WAVE 81.3FMで放送の「J-WAVE GOLDEN WEEK SPECIAL TOKYO DIVERSITY」で生中継及び収録にて放送される予定となっている。

<J-WAVE & Roppongi Hills present TOKYO M.A.P.S NARUYOSHI KIKUCHI EDITION>
2010年5月3日(月・祝)~5月4日(火・祝)
@六本木ヒルズアリーナ
入場料金:無料
プログラム・オーガナイザー:菊地成孔
5月3日(月・祝)
矢野沙織、J.A.M、quasimode、菊地成孔クインテット・ライブ・ダブ、naomi & goro
5月4日(火・祝)
口口口(クチロロ)、坪口昌恭、BEATSICK.JP、山下洋輔イントロデューシング寺久保エレナ、カヒミ・カリィ
主催:J-WAVE、六本木ヒルズ
[問]六本木ヒルズ総合インフォメーション 03-6406-6000
※少雨決行。荒天時はプログラム変更及び中止になる場合がございます。
◆TOKYO M.A.P.Sサイト
◆菊地成孔オフィシャルサイト
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