祝グラミー賞初ノミネート、ハウス・オブ・ウォーターズがAL『On Becoming』2月23日に日本限定でCD盤リリース

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ニューヨークを拠点に活動する日本人ベーシストMoto Fukushimaとダルシマー奏者のマックスZTの2人によるジャズバンド、ハウス・オブ・ウォーターズの最新アルバム『On Becoming』が、第66回グラミー賞の最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム部門にノミネートされた。グラミー賞の結果発表と授賞式は2月4日(日本時間の5日)ロサンゼルスで開催される。

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■コメント

今年のグラミー賞の最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞にノミネートされて非常に嬉しく思います。このような立派なアーティストと並んでノミネートされるのは、とても喜ばしく名誉なことです。このアルバムを作るのは夢でした。スムーズで、エネルギッシュで、インスピレーションに溢れ、そして最も重要なことは、一貫して私たちの好奇心を刺激してくれたこと。私たちはユニークで特別なサウンドを探し求め、この音楽が多くの人々の心に響いたことに感謝しています。リスナーの皆さん、そして我々を支えてくれたチーム全員に感謝します。──ハウス・オブ・ウォーターズ

ハウス・オブ・ウォーターズはニューヨークのレストランや地下鉄構内で演奏するところから始まって、メインストリームの流れに乗ったり、華やかなストーリーを作るわけでもなく、淡々と16年間、自分たちの信じる音楽を続けてきたグループです。そんな地味で、地道なグループです(笑)。グラミー賞ノミネートという形で認知していただけたのは、とても光栄です。自分たちが如何に多くの人々に支えられてきたかを再確認できる機会にもなりました。とても感謝しております。──Moto Fukushima

ジャズ界に新風を巻き起こしてきたハウス・オブ・ウォーターズ。そのユニークなサウンドは、マックスZTとMoto Fukushimaの2人が、珍しい楽器編成のスタイルで17年近くにわたって丁寧に作り上げてきたもの。アルバム『On Becoming』には、6曲のオリジナル作品と3曲の完全なる即興作品を収録しており、サウンドとコンポジション、その瞬間の探求に重点が置かれている。アルバムには2人のメンバーのほか、アントニオ・サンチェス(ドラム)、マイク・スターン(ギター)、プリヤ・ダルシニ(ボーカル)らが参加。プロデュースには、ハービー・ハンコックやクリス・ボッティ、ウェイン・シューター、スティーヴ・ヴァイらを手掛けるグラミー受賞プロデューサーのガイ・エクスタインがあたっている。

マックスZTは“ハンマーダルシマーのジミ・ヘンドリックス”の異名をとる超絶技巧プレイヤー。アイルランドの民族音楽をルーツとし、セネガルでシソコのグリオ家で訓練を受け、インドでサントゥールの巨匠シヴ・クルーマ・シャルマに学び、ダルシマー奏法の革命者とされる。一方のMoto Fukushimaは、バークリー音楽院卒業後ニューヨークに在住し、ジャズの即興演奏、西洋クラシック音楽、南米音楽などの背景をもつ6弦ベースの名手。昨年8月にはソロアルバム『Songs Belong To The Night』もリリースされた。

そんな彼らのニューアルバム『On Becoming』は、スナーキー・パピーのレーベルGroundUP Musicからリリース。16年の活動歴をもつ彼らは、共に当初から素晴らしく魅惑的な音楽を作り続けている。


『On Becoming』

配信中
配信リンク:https://orcd.co/onbecoming
直輸入盤CD:2024年2月23日リリース
*日本語ライナーノーツ付

■Tracklisting:
1.Folding Cranes
2.Avaloch
3.705
4.Hang in the Air
5.Tsumamiori
6.Azures
7.Still
8.The Wall
9.Kabuseori
10.Paper Planes*
*日本限定ボーナストラック

◆ハウス・オブ・ウォーターズ Instagram
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