タワーレコード主催<MAVERICK KITCHEN>、大盛況

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タワーレコード主催のライブイベント<MAVERICK KITCHEN>が、大盛況にて開催となった。このイベントは、タワーレコードがオーディエンスに届けたい、知って欲しいというバンドを集め紹介するという目的のライヴ・イベントだ。大盛況で終えた2009年に続き、第2回目となった今回は、恵比寿リキッドルームにて4月4日(日)に行なわれた。

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オフィシャルレポートが到着したので、ご紹介しよう。

●怒髪天
まずは、まさかの一発目!予想を裏切り怒髪天がトップバッターとして登場!『オトナマイト・ダンディー』をリリースしたばかりの怒髪天。増子兄ぃ~がステージへ現れ、「まだ3時だぞ~!今日は年功上列で登場だからなっ!」という言葉にお客さん大爆笑。MCを早々に「ド真ん中節」からスタートし、「GREAT NUMBER」「労働CALLING」と、お馴染みの怒髪天ナンバーでお客さんも狂喜乱舞(❤)、「今日は花見もいかずに皆有り難う!その分枯れそうなバンドがいっぱい観られますから!」と増子兄ぃのMCも絶好調。そして、タワレコのイベントではお約束の「NO MUSIC, NO LIFE.」を披露。お客さん&タワレコスタッフまでも拳を天高く掲げ、口ずさむ姿も。男汁満載の怒髪天のライブはハイテンションのまま打ちあがりました。

●ゲタカルビ
続いてタワレコ限定の公式海賊盤「壱」が好評発売中のゲタカルビが2番目に登場。当日来場者に配られた「ゲタカルビ×亀戸ハードコア×タワーレコード」コラボ・タオルを、アナーキーことVo.仲野茂がかざし、「もらった?タオル?」と微笑み。「完全にパクったタワレコタオル作ったぞー!」とタオルを掲げ、「タオルまわしはニューロティカまで、とっとけよ~!」と気遣いのあるMCで会場中大爆笑。Vo.仲野茂のハードないでたちに優しい瞳で、言うことがいちいちカッコイイ。「クソッたれども」「時」「四月」とライブが続き、会場内は野郎どもの男祭り状態。

●JAPAN-狂撃-SPECIAL
赤の照明にシルエットが浮かび上がるやいなや大歓声。「MADE IN JAP」から幕開けしたのはJAPAN-狂撃-SPECIAL。開始からいきなりモッシュ連発状態。ボーカルのキワメミチJUNZOがお客さんをあおりまくる。息もつかせず「No.1」で畳み掛け、「アホみたいな顔してるやつ!」(オーディエンス:オッー!)「クレイジーかーい?」(オーディエンス:オッー!)「ロックすきかーい?」(オーディエンス:オッー!)「じゃあ十分クレイジー!この人が一番アホですか?」とランボウを指し会場を盛り上げる。続いて「クレイジーヒーロー」へとつなげ、「楽しんでかえってくれよ!」と叫び、最後の「命花」で、メンバーとお客さんが大合唱。

●MOSQUITO SPIRAL
そして、続いて、リズム隊が登場しギターが鳴ったところで、Vo.BAKIがお馴染みの姿でステージ上に登場し、「FEAR」でMOSQUITO SPIRALのライブがスタート。白塗り×黒メイク、ギラギラシャツのボーカルBAKI登場のインパクトとストイックなライブにお客さんも吸い込まれている。3曲目の「SHINING ON」が始まると会場から手拍子が自然と起こり、皆、聴き入っていた。7曲目の「MONSTER」では、BAKIが会場に乱入し盛り上がりもピークに。ラストの「ISOLATION」では、マイクスタンドを振り上げ、客席と一緒に大合唱で盛り上がりMOSQUITO SPIRALのライブが終了した。

●THE BACILLUS BRAINS
THE BACILLUS BRAINSが5番手に登場。ボーカルSAKURADAがハーモニカを吹き鳴らし「Hell hound」の幕開けで観客から大歓声。二曲目「NIGHT SAVAGE」が始まるとお客さんはヒートアップ。マイクスタンドごと客席に投げるなど大暴れ。MCで「俺ら久しぶりのライブです。いまアルバム作っています!楽しみにしていてくれ!」に、客席は大歓声で応え「勝手にしやがれ」へ。今度はタンバリンに持ち替えて、後ろ手でタンバリンを客席へ。客席から投げ込まれたタオルを首に掛け、マイクを客席に投げ込み、お互いがパワーを分け合っているよう。ラストではボーカルのSAKURADAが客席にダイブ、白熱のステージと気迫は会場全体を飲み込み、あっという間に幕を降ろした。

●THE BAWDIES
NEWシングル『HOT DOG』リリース直後のTHE BAWDIESが登場。いつもどおり、スーツ姿でキメた彼らの登場に会場は拍手と大歓声。お馴染みの「EMOTIONPOTION」のイントロが流れた瞬間キャー!という歓声とともに始まり、お客さんと一緒に大合唱。MCの「愛はありますか?」の掛け声に再び会場は大歓声。メンバーと会場にいる皆が楽しんでいるのが伝わってくるステージに。続いてリリースしたばかりのニューシングル「HOT DOG」を披露。「皆さんに幸せが届きますように!」と「KEEP YOU HAPPY」を披露。口ずさみ、手拍子、激しいながらもハッピー感溢れるステージ。「一緒にやってこそのロックンロールパーティー。人の笑顔が、人の笑顔を作る。どうでしょうか?」と、お客さんとのコール&レスポンスも最高潮に。ラストの「YOU GOTTA DANCE」で客席も叫ぶ!踊り!最高の笑顔とともにライブが終了した。

●ニューロティカ
メンバー全員ピースサインで7番目のニューロティカが登場。今回、マーヴェリック初登場のロティカ。スタート前から会場は満杯で人気の高さを伺わせる。お馴染みの衣装でボーカルアツシの登場で、割れんばかりの声援で「ドリンキンボーイズ」をスタート。2曲目「気持ちいっぱいビンビンビン」で、ゲタカルビがあたためておいてくれた、タオル回しがここで解禁。タオルが回る!タオルが跳ぶ!リキッドはお祭り騒ぎ!MCで「初めて観る人いるー?」(オーディエンス:手を上げる)「あっ、手あげてーなんて言ってないよー」に会場大爆笑。5月5日に発売するアルバム『別冊ニューロティカ』のビジュアルを皆さんにお披露目する場面も。その後も「ライブハウスモンスター」でハイテンションのまま「うそになっちまうぜ!」、ラスト「絶対絶命のピンチに尻尾を高く上げろ!」で熱狂。「おまえらサイコー!ニューロティカは?」の問いに、客席から『ニューロティカ最高!』の叫びと拍手喝采で幕を閉じました。

●SA
2009年のVOL.1で感動的なステージを展開、MVPとしての呼び声も高かったSAが登場と共に、会場がガッツポーズの嵐!「ジャンプ!うしろ!」とあおりまくり。鮮やかなステージ。自然とSAコールが沸き起こる。再びこぶしがさらに高く上がる!「初めて見るヤツもそうじゃねいヤツも関係ねーよー!」のVo.TAISEIの声にさらにヒートアップ、最高潮のテンションに。「SAコール」が客席から連呼連呼される中、M3「サマーホリディズスカイ」、M4「CLIMBER'S SONG」とアツイライブが続けられる。「それぞれの場所で、それぞれの環境で、やってやろうぜ!」と言葉がひとつひとつ会場に言葉が浸透する。「これが心の声だ!」「ジャンルとかスタイルとかどうでもいいよ!パンクでもロカビリーでもなんでもいいぜ!ここ(心を示す)がかっこいいもん勝ち。そう思わねぇか?」「声高らかに歌おうぜ!」(オーディエンス:ウォー)会場も絶頂に。最後は「DEDLIGHT」で会場大合唱。本日何十回目?のガッツポーズとSAコールのうちにライブが幕を下ろした。

●毛皮のマリーズ
4月7日にタワーレコード限定シングル「NO MUSIC,NO LIFE.」をリリースする毛皮のマリーズが、イベントのトリに登場。ステージにメンバーが現れ、「俺らで最後!」と叫ぶボーカル志磨。会場は拳を上げてリスペクト。「愛するor dir」「犬ロック」と息もつかせず3曲目「BOYS」へ。裸足でステージを暴れまくるボーカル志磨。MCで「日本ロックンロール会、最後の大型新人毛皮のマリーズです!」「年配のみなさんの神経を逆なでし、ヒヨッ子の芽をどんどんつぶしていこうかなと思っております!」とコメントに、大歓声。続いて「ビューティフル」「ポニーとクライドは今夜も夢中」で会場もヒートアップの中、早くも「REBEL SONG」で最後に。圧巻のライブ・パフォーマンスに、会場一帯となってもちろんアンコールを要求。アンコールでは、会場で先行販売していた「NO MUSIC, NO LIFE.」を早くも披露。リリース前にライブでいち早く観られたお客さんの微笑みで『MAVERICK KITCHEN VOL.2』を締めくくった。会場で大歓声が沸き立ち、拍手が鳴り止まず、お客さんとアーティストの笑顔の中、『MAVERICK KITCHEN VOL.2』は大歓声のうちに幕を閉じた。

写真:(C)Yuki Kuroyanagi×MOBSPROOF

怒髪天
1.ド真ん中節
2.GREAT NUMBER
3.労働CALLING
MC
4.情熱のストレート
5.NO MUSIC, NO LIFE.
6.酒燃料爆進曲
7.美学

ゲタカルビ
1.トーキョーイズ~
2.ゲタカルビ
3.ロックスター
4.東京パンクス
5.クソッたれども
6.時
7.四月

JAPAN-狂撃-SPECIAL
1.MADE IN JAP
2.NO民
3.カミカゼロード
4.NO.1
MC
5.クレイジーヒーロー
6.オオカミ
7.なめんな音頭
MC
8.命花

MOSQUITO SPIRAL
1.FEAR
2.REFLECTION
3.SHINING ON
4.SAKEBEODORE
5.REBEL
6.DARKSIDE MOON
7.MONSTER
8.ISOLATION

THE BACILLUS BRAINS
1.Hell hound
2.NIGHT SAVAGE
3.勝手にしやがれ
4.電光石光
5.100%のたいくつ
6.バチラス
7.香港カフェ

THE BAWDIES
1.IT’S TOO LATE
2.EMOTIONPOTION
3.I’m in love with you
4.HOT DOG
5.KEEP YOU HAPPY
6.KEEP ON ROCKIN’
7.YOU GOTTA DANCE

ニューロティカ
1.ドリンキンボーイズ
2.気持ちいっぱいビンビンビン
3.飾らないままに
MC
4.絶叫ROCKで踊りやがれ お前のスタイルGo & Go!
5.ライブハウスモンスター
6.うそになっちまうぜ!
7.絶対絶命のピンチに尻尾を高く上げろ!

SA
1.GET UP!! WARRIORS
2.GO BARMY KIDS
3.サマーホリディズスカイ
4.CLIMBER’S SONG
5.HELLO MR.FREEDOM
6.RAIN DOGS
7.DON’T DENY, GIVE IT A TRY!!
8.DEDLIGHT

毛皮のマリーズ
1.愛するor die
2.犬ロック
3.BOYS
MC
4.それすらできない
MC
5.ビューティフル
6.ポニーとクライドは今夜も夢中
7.REBEL SONG
アンコール
NO MUSIC, NO LIFE.
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