D、結成7周年の壮大なアルバム『7th Rose』に込められた神への畏敬の念

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ヴィジュアル系バンドのDが、3月24日に、メジャーデビュー後2枚目となるフルアルバム『7th Rose』をリリースする。このアルバムでDは、神への感謝を表している。

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バンド結成7周年を大きなターニングポイントと位置づけてリリースされるアルバム『7th Rose』。というのも、Dにとって「7」とは、特別な意味を持つ数字だからである。

「“7”を大事にする理由は、聖書をもとに考えると、神が好む数字と言われているからです。たとえば、地球は神によって7日(一週間)で創られたと書かれています。7は神が好む数字と言われているようです。この『7th Rose』は7周年と、Dのイメージシンボルとして大切にしてきた薔薇。そして神への感謝を込めたアルバムになっています。という事で“7”を強調しました。」── ASAGI(Vo.)

また、本作では、試行錯誤を重ね100回以上もヴォーカルを重ねてレコーディングするという、気の遠くなるような作業にも挑戦している。

「1曲目の「7th Rose~Return to Zero~」と2曲目の「7th Rose」の ヴォーカルトラック数は100を超えました。つまり、少しずつ声や表現を変えながら、自分の声を100回以上も重ねたことになります。薔薇の原種は7~8種類とされている事から、その薔薇達がハーモニーを奏でている様を表現したのが「7th Rose~Return to  Zero~」。続く2曲目の「7th Rose」では、さらにたくさんの薔薇達がその声で目覚めて行く様子を描きたいと思い、その結果、声を重ねる事は必要不可欠なものとなっていきました。薔薇のもつ優しさや美しさ。それから自然、この地球が戦争などで穢され、流されてしまった血に対する怒りを棘として、それらを声でも表現しています。その他の楽曲達でも様々な感情や目線、性別や種を超えた想いを声にしました。」── ASAGI(Vo.)

神への感謝、100トラック以上のヴォーカルトラック、そして楽曲の背景にある物語。Dの7周年を記念するアルバム『7th Rose』にはかつてないほど壮大なテーマが描かれているのだ。

Dは2008年5月にシングル「BIRTH」でメジャーデビュー。2009年5月17日付けのオリコン週間シングルチャートにて自身最高位となる8位獲得。その後もリリースする作品が軒並みオリコンチャートTOP10を獲得し、2010年3月10日にリリースされた最新シングル「風がめくる頁」では初のドラマタイアップ(『新撰組 PEACE MAKER』オープニング曲)にも抜擢された。

◆D 『7th Rose』特設ページ
◆D オフィシャルサイト
◆iTunes Store D(※iTunesが開きます)
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