さかいゆう、「train」が映画『パーマネント野ばら』主題歌に

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さかいゆうの新曲「train」が、映画『パーマネント野ばら』主題歌に決定した。

◆さかいゆう画像

映画『パーマネント野ばら』は、菅野美穂が8年ぶりに主演を務める吉田大八監督作品。共演者は、菅野演じるなおこの友人に小池栄子、池脇千鶴。更に宇崎竜童、夏木マリ、そして、恋人カシマ役に江口洋介など豪華役者陣が集う。

この映画は、本編のほとんどが原作者の西原理恵子の出身である高知県の港町で撮影され、美しい景色と特有の空気感が見事に映像に収められている。そんな中、さかいゆう自身も映画の舞台となった高知県出身である事もあり、この映画そして主題歌には特別な思いを込めているという。主題歌「train」は高知ののどかな風景を連想させる暖かいリズムの上で、家族、恋人、友人などかけがいのない人への想いをストレートに歌ったラヴソングに仕上がっている。

「どこか懐かしくて切ない気持ちにさせてくれる曲ですね。とても映画に合っていると思いました。曲の中でささやいている「ガタンゴトンガタンゴトン…」という声が耳にずっと残って印象的でした。海と風を感じさせる素敵な曲です。」──菅野美穂

「さかいさんには「映画に登場する女性たちすべてを肯定し祝福する、力強い歌」をお願いしたのですが、想像をはるかに上回る名曲が届けられて、正直感動しました。映画の締めでこの歌に包まれると、まるで自分自身が主人公として映画の時間を生きたような、幸福な錯覚さえ味わえると思います。」──吉田大八監督

「僕の故郷は高知の最南端の漁村、土佐清水市。舞台が高知なので当然と言えば当然ですが、親近感やらノスタルジーを感じずにはいられませんでした。緩やかな時間の中に力強く平熱で描かれる数々の名シーン、ラスト5分では涙と一緒に鳥肌が立ちました。こんなキモチになったことは今だかつてありません。同郷の西原さんの作品にご一緒出来た事もとても嬉しいです。映画のテーマと僕の曲「train」のテーマとがリンクしていると思うので、映画と僕の曲を一緒に楽しんでもらえると嬉しいです。素敵な映画に関われて心から光栄に思います。」──さかいゆう

「train」は5月の映画公開に先がけて配信限定シングルとしてリリースが予定されている。
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