加藤ミリヤ、映画館でサプライズライヴ

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6月28日(日)、新宿バルト9にて加藤ミリヤ原案のケータイ音楽ドラマ「20-CRY-」上映会と舞台挨拶が行なわれた。舞台挨拶後、加藤ミリヤがサプライズで登場し、場内は騒然。突然のサプライズに「なんで?なんで?」と驚き興奮する観客の前で、7月8日リリースとなるニューアルバム『Ring』に収録となるケータイ音楽ドラマ主題歌「20-CRY-」を熱唱。幸運にもチケット手に入れた250人のファンと、400人の一般客をも巻き込んで、大歓声の中でのサプライズ・ライヴが繰り広げられた。

◆加藤ミリヤ、映画館でサプライズライヴ ~写真編~

ケータイ音楽ドラマ「20-CRY-」は、主人公の20歳の女子の周辺でおきるさまざまな出来事、心象風景、痛みを3つのエピソードで描くオムニバス集だ。映画『いちばんきれいな水』などで知られるウスイヒロシ監督がメガホンを取り、藤井美菜、小松彩夏、高橋真唯らが出演している。舞台挨拶には、ウスイヒロシ監督も登場し「次は長編にもトライしたい」と加藤ミリヤに熱いラブコールを投げかけていた。

今回のようなケータイドラマの劇場公開は業界初のこと。様々なアーティストとのコラボレーションで生まれたケータイ音楽ドラマDOR@MOは、2008年12月1日から2009年2月15日まで「Sony Music Online Japan」のスペシャル・コンテンツとして無料配信され、シリーズ延べ340万PVを突破している人気サービスだ。ケータイコンテンツの再生数も220万ダウンロードを達成する異例の数字を記録したことから、特に人気の高かった、加藤ミリヤ「20-CRY-」のほか、Lil'Bの「キミに歌ったラブソング」、Sunset Swishによる「I LOVE YOU」の計3本の劇場公開が新宿バルト9にて決定となった。

「音楽と映像が本当の意味でひとつになった強いメッセージをもった作品を作ることができ、さらに映画館上映という形で20歳の感情を感じてもらえる機会が得られたことをとても幸せに思っています」──加藤ミリヤ

歌詞の世界を具象化した映像作品、その世界観を表わしたビジュアル化など、音楽の魅力は時代とともに、さまざまな変化と進化を遂げている。じっくりと腰を落ち着けた映画館での鑑賞から、慌しく駆け巡るケータイ情報まで、あらゆるシーンにおいて、オーディエンスと音楽は、そのドラマティックな関係性をより深めていくことになりそうだ。
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