偉大な音楽家、関連曲がカラオケで急上昇

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5月2日、11日と、立て続けに偉大な音楽家を失った5月。忌野清志郎と三木たかしという、活動形態も音楽フィールドもそれぞれ違ったお2人ではあるものの、いずれも日本の音楽を支えた偉大なアーティストであり、多くのリスナーに与えたその衝撃とショックの大きさは、果てしなく大きいものであった。

カラオケJOYSOUNDでは、両氏の訃報が報道された後、顕著にカラオケでの歌唱回数が増加したことを受け、それぞれのカラオケ歌唱回数を改めて確認したところ、それぞれに関連楽曲が軒並み上昇していることがわかった。音楽家を偲ぶのは、作品を愛で歌うことであることを思うと、やはりその影響力は並ではなかったことがうかがい知れるというものだ。

◆偉大な音楽家、関連曲がカラオケで急上昇 ~ランキング表~

忌野清志郎関連でいえば、RCサクセションの代表曲「雨あがりの夜空に」が、訃報前の1週間は815位であったところ、次週には90位にジャンプアップ。ケータイでカラオケが歌えるサイト『ドコカラJOYSOUND』及び歌詞を閲覧できるサイト『デジ歌詞JOYSOUND』でも、軒並み、楽曲の歌唱回数や歌詞閲覧回数が上がっている。「雨上がりの夜空に」は、『ドコカラJOYSOUND』にて、訃報前は500位以下の圏外であったところ訃報後は97位に、『デジ歌詞JOYSOUND』でも、同じく500位以下の圏外であったところ19位にアップしているようだ。

三木たかし作曲の日本の家宝「津軽海峡・冬景色」に関しては、もともとが人気楽曲であり、約12万曲のカラオケ楽曲の中でも、247位という高順位だったが、訃報の報道があった12日には40位にまで急上昇、テレサ・テンや五木ひろしの最新ヒット曲もあわせて上昇気流に乗っている。

テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」に関しては、『ドコカラJOYSOUND』にて302位から154位へ、『デジ歌詞JOYSOUND』では、500位以下の圏外から79位にまでアップ、名曲ゆえに、まだまだ多くの人に歌われ、世に鳴り続けることだろう。

両氏の冥福を心よりお祈りいたします。
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