ベン・ハーパー、ロックを追及して完成させた魂のアルバム

“新たな仲間”となったニュー・バンド「リレントレス7」は、ギタリストが元WAN SANTO CONDOというバンドのメンバーの、ジェイソン・モゼルスキー、ベーシストがジェシー・インガルズ、そしてドラマーのジョーダン・リチャードソンの3人。
ベンは2006年リリースのアルバム『ボウス・サイズ・オブ・ザ・ガン』で彼らとの共演を果たしていたが、その時の手ごたえが忘れられず、また一緒に音楽を作りたいと考えていた。そしてその強い想いが、今作で実現することとなったのだ。
「誰かに聴いて欲しくて作ったロックでなく、自分達が求めるロックをひたすら追及して完成させたアルバム」とベンが語る今作。美しいアコースティック・バラードがメインだった前作『ライフライン』から一転、今まで以上にバンド感の強い、ラウドで激しい楽曲が目立つ内容となっている。アルバム楽曲は全て彼らのセッションの中から生まれていったが、バンド・セッションの中で自然に出来ていったとは思えないほどの、完成度の高い聴きごたえのあるアルバムだ。激しい曲から静かな曲まで、全ての楽曲に彼らだけのロック・スピリットが溢れている。自分たちのロックを追い求めていたベンが、辿りついたこの魂のロックに是非触れてみて欲しい。
なお、ベン・ハーパー&リレントレス7は今年2009年、5年ぶりとなるフジロックフェスティバル09への出演も決定している。
「5年ぶりとなるフジロック出演なんだ。あそこの開放的な空気はオレにとって特別なものだから、出演するのが待ちきれないよ!」
『ホワイト・ライズ・フォー・ダーク・タイムズ』
5月13日日本発売
TOCP-66884 ¥2,500(税込み)
<FUJI ROCK FESTIVAL09>
出演日:7月25日(土)
@新潟県湯沢町苗場スキー場
[問]SMASH Corporation :http://www.fujirockfestival.com/
◆ベン・ハーパー・オフィシャルサイト