ロイクソップ、新作はハッピーで前向きな直球アルバム

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2009年で結成10周年を迎えるロイクソップ。2001年のデビュー・アルバム『メロディーA.M.』は全世界で100万枚以上を売り上げ、いまやケミカル・ブラザーズやダフト・パンクと並びダンス・ミュージックを代表するアーティストに成長した彼らの、約3年半ぶりとなる3枚目のオリジナル・アルバム『ジュニア』がリリースとなった。

“ぼくらのハッピーな心境や時期が表現された、前向きな直球アルバム”と彼らが表現する今作、現在ラジオなどでオンエアされているアルバムからのリード・シングル「ハッピー・アップ・ヒア」の、超ハッピーで陽気な雰囲気に触れてもらえれば、それが実感できる。とはいえ、単なるハッピーで終わらないのがロイクソップ。アルバムには悲しいテーマやメランコリックな感情も折り重なっており、複雑な彼らの世界が表現されている。

また、Anneli Drecker、Karin Dreijer-Andersson(The Knife)、Lykke Li、Robynといった、彼らが最も得意とする女性ヴォーカルストをフィーチャリングした楽曲も多数収録。その仕上がりは、彼らの最高傑作ともいえるもの。ちなみに今回CDジャケットには初めて2人が自ら写真で登場し、アルバムの世界を表現しているが、“実は、この『ジュニア』のほかにもう1枚『シニア』というアルバムを作ったんだけど、それを見ると今回のジャケットの意味が分かる仕組みになっているんだ”とのこと。こちらの『シニア』も発売が待ち遠しいところだ。

なお、ロイクソップはフジロックフェスティバル'09への出演も決定となった。2009年2月にプロモーションで来日した際、今度はライヴで日本に戻って来たいと言っていた彼らだが、早くもそれが実現することとなる。彼らの日本でのライブ・パフォーマンスは2006年の日本ツアー以来だ。

結成10周年目に日本のファンに届けられたアルバム・リリースと来日パフォーマンス。おたのしみに。
◆iTunes Store ロイクソップ(※iTunesが開きます)icon
◆ロイクソップ・オフィシャルサイト
◆フジロックフェスティバル・ウェブサイト
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