全米アルバム・チャート、モーガン・ウォーレンの最新作が11週連続1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、相変わらず首位に変化はなく、モーガン・ウォーレンが3月初めに発表したサード・アルバム『One Thing At A Time』が連続11週目の1位に輝いた。
◆モーガン・ウォーレン画像
11週間連続での1位獲得は、ホイットニー・ヒューストンのセカンド『Whitney』(1987年 11週間)以来だという。モーガンは前作『Dangerous: The Double Album』(2021年)の10週連続1位を上回り、自己最長を更新した。
2位は、テイラー・スウィフトの最新作『Midnights』が先週の3位から1ランク再浮上。ジョナス・ブラザーズの4年ぶりの新作、通算6枚目のスタジオ・アルバム『The Album』が3位に初登場した。彼らはセカンド『Jonas Brothers』(2007年)から5枚全てのスタジオ・アルバムがトップ5入りしており、そのうちのサード『A Little Bit Longer』(2008年)から『Lines, Vines And Trying Times』(2009年)、前作『Happiness Begins』(2019年)まで3作連続で全米1位を獲得している。
4位には、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインの新ミックステープ『Richest Opp』が初登場。今年、彼の作品がトップ10入りするのは、1月にリリースした5枚目のスタジオ・アルバム『I Rest My Case』(9位)、4月にリリースした6枚目『Don't Try This At Home』(5位)に続く3作目となった。多作なヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインは、昨年はスタジオ・アルバム1作、ミックステープ3作、ダベイビーとのコラボ1作の計5作をトップ10入りさせていた。
今週はこのほか、カントリー・シンガーBailey Zimmermanのファースト・アルバム『Religiously. The Album.』が7位にチャート・イン。10周年を記念しリイッシューされたダフト・パンクの『Random Access Memories』(2013年)が8位に再エントリーした。
Ako Suzuki
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