T.I.、史上最高のランクアップで1位獲得

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10月1日(水)のリリースが待たれるT.I.のニュー・アルバム『ペーパー・トレイル~真実の行方』だが、そこからの最新シングル「ホワットエヴァー・ユー・ライク」が全米で記録的な1位を獲得し話題となっている。

全米でのラジオ・オンエアのスタートにより、8/23付の全米シングル・チャート(The Billboard Hot 100)に99位初登場した「ホワットエヴァー・ユー・ライク」だが、翌週の71位という着実なランク・アップから、いきなり3週目(9/6付)で唐突の1位を獲得してしまったのだ。

これはラジオ・オンエアに続いてスタートしたデジタル配信とシングルの売上ポイントが加算されたためで、配信スタート後iTunesで総合ダウンロード・チャート1位を独走するという全米での圧倒的な人気が、今回のジャンプアップに繋がったことになる。

ちなみに、71位から1位という71ランクアップでの1位獲得は、2007年5月12日付の全米シングル・チャートで64位から1位にジャンプアップしたマルーン5の「メイクス・ミー・ワンダー」の記録を更新する、史上最高の“ジャンプアップ1位獲得”というもの。ちなみに初登場1位というのは全米シングルチャートでは過去に14曲存在しますけれど…。

2007年7月にリリースされたアルバム『T.I. VS T.I.P.』が、最初の1週間だけで50万枚を超える売り上げを記録し、ヒップホップ・シーンでは“キング”と称されるT.I.、この調子だと、アルバム登場時も、ちょっとしたセンセーションを起こしそうな気配。
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