BEGIN、明石家さんまを泣かす

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7月26日(土)~27日にかけて放送された『FNS27時間テレビ!!みんな笑顔のひょうきん夢列島!』。その総合司会を務めた明石家さんまのために、BEGINが徹夜で楽曲を書き上げてプレゼントした。

発端は、『FNS27時間テレビ!!みんな笑顔のひょうきん夢列島!』生放送中の26日、深夜のトーク・コーナー「さんま・中居の今夜も眠れない」。そのコーナーにゲスト出演したBEGINに、「エンディング曲を作ってほしい」とさんまから突然の要請が。あまりにも急なリクエストに、BEGINもスタッフも困惑を隠しきれなかったが、さんまの熱いラブコールに応えて、メンバー3人寝ずに作詞・作曲に取り組み、オーダーを受けてから約18時間後、27日夜の番組フィナーレに“明石家さんまに贈るテーマ曲”として「笑顔のまんま」を完成させ、披露した。

さんまから曲のコンセプトを「つらい時にこそ笑顔を!」で考えてほしいとオーダーされ、“笑い”を愛するさんまに対してBEGINなりの敬意を表して「笑顔のまんま」という曲に託した。

ギリギリまで制作していたためリハーサルの時間もなく、番組フィナーレで初めて3人で合わせたというBEGINの歌に、人前で涙をほとんど見せたことがないという明石家さんまが目頭を熱くし、また、ビートたけしも「いい曲だねぇ」と絶賛した、感動のフィナーレとなった。

そうした様子を側で見ていたスタッフは、「本番が21:40だったのですが、20:40まで出来上がってなくて、控え室にずっとこもって鶴の機織り状態で曲を作っているBEGINをスタッフは廊下で待つしかなく、祈る気持ちで見守ることしかできませんでした」と、当時の状況を振り返っている。

BEGINは、2003年にリリースされて大ベスト・セラーとなったアルバム『ビギンの一五一会』の第2弾『ビギンの一五一会2』を発売したばかり。沖縄音楽とハワイアンをミックスしたような、心地よく和やかな一枚だ。そして9月からは全国ツアー<ビギンの一五一会コンサート2008>がスタートする。

■BEGINオフィシャル・サイト http://www.begin1990.com/
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