ケツメイシ、最新アルバム『ケツノポリス6』大特集内INTERVIEW

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――15曲。相変わらずすごい曲数ですね。今作はどんな風に考えて作り上げていったんですか?

RYOJI: 毎回そうですけど、アルバムを作るときは特にこういうコンセプトでってことはないので、とりあえず“こんなのできました”って感じで、ソ~ッと出させていただきたいな と思いまして。

DJ KOHNO: しずか~に、静かにね(笑)。

――『ケツノポリス5』から一年も経っていませんが、アルバムの制作はいつから?

RYOJI: これは前作の 『ケツノポリス5』 からの流れなので、大枠だけできていて、最後のツメを東京に持ってきてやったって感じですかね。

DJ KOHNO: そうそう。『5』のときに合宿に行ったんですよ。もう一昨年の9月と10月くらい2ヶ月くらい。

RYOJI: そこからツアーがはじまる前くらいまでやってたのかな?

――その時にできた曲が今作にも収録されているんですね?

DJ KOHNO: そう。最初っからいっぱいできていたし、形にしたいと思う曲がすごく多かったんですよ。“じゃあ、2枚作っちゃおうぜ” みたいな勢いがあったんですよ。

RYOJI: 先に6を出して、慌てて5を出そうかって案もあったんですよ。でもね、レコード会社さんは マジメですから、そういうのは 全然許してくれない(笑)。

――わはは。それはそれで面白いですが。

DJ KOHNO: 皆さんそうおっしゃるんですけど、やるにあたっては障害が多かったんですね(笑)。僕らはそういう企画倒れがすごく多いんです。前に、やろうと思っていた曲があったんですけど、先にリミックスから作ってましたからね。

――どっちがリミックスなのかと(笑)。

RYOJI: アルバムのノベルティでCD-Rをつけようって案を出したりね。そんなのは もちろん却下 なんですけどね(笑)。

――シャレが利きすぎですよ。話を戻します(笑)。その5枚目からの流れから、6枚目との区別はどんな風に?

RYOJI: 作った曲を2枚に振り分けたんですよ。恋愛的な歌と人生的な歌ってことで。そこからいろいろ変更もあったんですね。移動させたり、カップリングにまわされたりとか。

――『ケツノポリス6』は、人生を歌った楽曲が多いですね。

DJ KOHNO: そうですね。愛ですね。テーマは……と僕が勝手に思っているんですけど。
今作って本当に合宿が順調だったことが影響してるのかな?これまでは合宿にいくと、酒飲んでるって印象しかないんですよ(笑)。最初は頑張ってる んだけど、だんだん時間軸がズレてって、朝まで飲んでて、プロデューサー起きてくる、僕ら寝る、プロデューサー、ポツン……みたいな(笑)。そういうのが多かったんですけど、今回の合宿はみんなキチンとしてた。バァーっと飲んだのも一回くらいだし。

――音楽に向き合う合宿だったんですね。

DJ KOHNO: そうですね。

――何がそうさせたんですか?

RYOJI: やっぱり僕らの持ち前の 明るさ ですかね。

一同:わははは(笑)。

RYOJI: でもまぁ、それぞれが大人になったんだと思いましたね。作るときはペアで組むんですけど、前半頑張って、あとは休むグループもあれば、最後まで平均してずーっとやってるグループもあったりするんですよね。

 
 
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