元ちとせとスキマ常田が2年ぶりにタッグ

映画のスタッフ・サイドから、作品にふさわしいアーティストとして熱い要望を受けたことで実現した今回の共演。常田は総合プロデューサーとして作詞・作曲・編曲のすべてを手がけ、この映画のために新曲「蛍星」書き下ろした。
約2年ぶりの共演となる今回のセッションについて、常田は「さすがにこれだけ時間が経つとお互いに成長が見えるような、そんな少し感慨深いセッションでもありました」とコメント。また、元ちとせはこの楽曲について「夕暮れ時に聴くとより心にとける楽曲」と語っている。
「蛍星」は、元ちとせのニュー・シングルとして、7月2日にリリースされる予定。
【「クライマーズ・ハイ」宣伝プロデューサー:夏目苗子氏コメント】

【元ちとせコメント】
今回、イメージ・ソングという形で「クライマーズ・ハイ」という素晴らしい映画に参加させて頂くことになりとてもうれしく思っています。スキマスイッチのシンタくんとのレコーディングはゆったりした雰囲気の中、以前よりもお互いにシンガー、クリエーターとしての意識が高まったところでとても良い作品作りができたと思います。
夕暮れ時に聴くとより心にとける楽曲になりました。
人生にとって大切なもの、家族のことを考えるきっかけになってくれたら、と願っています。
元ちとせ

前回「語り継ぐこと」以来2年半ぶりのちとせとのセッションでしたが、さすがにこれだけ時間が経つとお互いに成長が見えるような、そんな少し感慨深いセッションでもありました。そして、作品を作る上での全ての軸の線がピタッと点になったような、そんな素晴らしいタイミングで製作に入れたのもとても嬉しかったです。自分のプロデュースとしては初の作詞・作曲、生から死を、そして死から生命を見つめる内容で作詞に入っていた時期での自分の新しい家族の誕生とちとせの身近な人の死。
一つの作品に始めからたくさんの意味を盛り込むのは情報過多になってしまってどっちつかずに終わってしまうことが多いですが、なんだか今回はいつのまにか気付けばみんな同じ方向を向いて歩き出していたような、そんな作品になりました。まぁ、結果論ですが、元ちとせの存在を持ってすれば予め決められていたとも言えるような・・・(笑)。
あとはこの作品がちとせの歌によって新しい人生ならぬ音生を送ってくれることを願うばかりです。
物語の舞台でもある新聞社の編集フロアが、とにかく“男の戦場”という印象が強く、もちろん女性も出てはきますが、それでもやはり戦場であることには変わりなくて、じゃあこの曲がひょっとしたらそういう戦場から帰ってくる人たちの「家」のようになればいいのでは、と思ってこういった作品になったのもあります。あとほんの少しの時間でしたが、劇中に主役の悠木が自宅でくつろぐシーンが映った時に優しい顔をしていたのがやけに印象的でした。
■元ちとせオフィシャル・サイト http://www.office-augusta.com/hajime/
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