Gackt、ガンダムの生みの親に誕生日プレゼント
シャア・アズナブルの台詞は全て覚えているという、大の「機動戦士ガンダム」ファンとしても知られるGacktが、その生みの親である富野由悠季・総監督(写真左)に誕生日プレゼントを贈った。さて、そのプレゼントとは?
11月5日で満66歳を迎えたアニメ界の巨匠にGacktが贈ったものは、歌だった。その“贈り物”を受け取った富野氏は「企画を聞かされたときには、信じられなかった。あらためて、Gacktの思い入れの深さに、面映さ(おもはゆさ)を感じた。が、自分の作品が、世代を超えたアーチストの手にかけてもらえるという嬉しさを実感できて、感謝している。音のプレゼントは、過去と未来をつなぐものだから、宝になる。ガンダムは幸せ者です」と、その喜びを表現している。
遡ること28年前となる1979年から1980年にかけて、「機動戦士ガンダム」の全43話がテレビで放送された。翌1981年からは3部作に渡って映画化され、劇場版の主題歌がオリコンチャートの上位にランクインを果たしたり、「ガンプラ」(プラモデル)の大ヒットが社会現象にまでなるなど、これまで巻き起こした一大ムーヴメントの規模は、アニメーション史上最大のヒット・コンテンツならでは、と言っても過言ではない。
そして作品の誕生からおよそ四半世紀後の2005年、先の「機動戦士ガンダム」の続編である「機動戦士Zガンダム」の映画化が実現。新たな解釈を交え、3部作として生まれ変わった同作品のテーマ曲すべて(計5曲)をGacktが担当することになる。その第1部となる映画「機動戦士Zガンダム~星を継ぐ者~」のテーマ曲、「Metamorphoze」のヒットは記憶にも新しい。
ガンダム生みの親である、富野由悠季・総監督とのコラボレーションは、かつて類を見ないほど親和性の高いものとなり、それ以来の友好の証として今回“歌”を贈ることになったという。
Gacktが贈る歌とは、「砂の十字架」(劇場版「機動戦士ガンダム」主題歌/1981年)、「哀 戦士」(同「機動戦士ガンダムII~哀・戦士編~」主題歌/1981年)、そして「めぐりあい」(同「機動戦士ガンダムIII~めぐりあい宇宙編~」主題歌/1982年)という、ガンダムファンなら誰もが知っている3曲。これらをGackt流にアレンジを施し、いちからレコーディングを行なった。なお、Gacktが他人の曲をフルアレンジし、カヴァーするのは、自身初の試みでもある。
今回の企画に対しGacktは、「すべてのガンダムファンの心を揺るがすような曲になりました。富野監督にとって、忘れられない誕生日プレゼントにしたいと思います。ガンダムファンの一人として、これ以上のものはないと言いきれます」と意気込みを語っている。
Gacktといえば、物語に登場するセリフをほとんど覚えていたり、主要なキャラクターに至っては声マネを披露するほどのフリークぶり。そんな彼がカヴァーするのだから、期待はおのずと高まる。なお、11月12日には、Gacktヴァージョンの「哀 戦士」が、フジテレビ系全国ネット「HEY!HEY!HEY!」にて初披露される。
2009年には生誕30周年を迎える「機動戦士ガンダム」。現在テレビ放映中の「機動戦士ガンダムOO」(ダブルオー)をはじめ、数あるガンダム・シリーズの原点中の原点、映画「機動戦士ガンダム」がDVD-BOXとして発売される(2007年12月21日・バンダイビジュアル社より)。これに合わせ、このカヴァー楽曲3曲を含む、ニュー・アルバム『0079-0088』が2007年12月19日にリリースされることも決定している。
『0079-0088』(ダブルオーセブンティーナイン ダブルオーエイティーエイト)
<収録予定曲>
・砂の十字架
・哀 戦士
・めぐりあい
・Dears
・Metamorphoze
・君が待っているから
・mind forest
・Love Letter
・Dybbuk
(曲順不同)
11月5日で満66歳を迎えたアニメ界の巨匠にGacktが贈ったものは、歌だった。その“贈り物”を受け取った富野氏は「企画を聞かされたときには、信じられなかった。あらためて、Gacktの思い入れの深さに、面映さ(おもはゆさ)を感じた。が、自分の作品が、世代を超えたアーチストの手にかけてもらえるという嬉しさを実感できて、感謝している。音のプレゼントは、過去と未来をつなぐものだから、宝になる。ガンダムは幸せ者です」と、その喜びを表現している。
遡ること28年前となる1979年から1980年にかけて、「機動戦士ガンダム」の全43話がテレビで放送された。翌1981年からは3部作に渡って映画化され、劇場版の主題歌がオリコンチャートの上位にランクインを果たしたり、「ガンプラ」(プラモデル)の大ヒットが社会現象にまでなるなど、これまで巻き起こした一大ムーヴメントの規模は、アニメーション史上最大のヒット・コンテンツならでは、と言っても過言ではない。
そして作品の誕生からおよそ四半世紀後の2005年、先の「機動戦士ガンダム」の続編である「機動戦士Zガンダム」の映画化が実現。新たな解釈を交え、3部作として生まれ変わった同作品のテーマ曲すべて(計5曲)をGacktが担当することになる。その第1部となる映画「機動戦士Zガンダム~星を継ぐ者~」のテーマ曲、「Metamorphoze」のヒットは記憶にも新しい。
ガンダム生みの親である、富野由悠季・総監督とのコラボレーションは、かつて類を見ないほど親和性の高いものとなり、それ以来の友好の証として今回“歌”を贈ることになったという。
Gacktが贈る歌とは、「砂の十字架」(劇場版「機動戦士ガンダム」主題歌/1981年)、「哀 戦士」(同「機動戦士ガンダムII~哀・戦士編~」主題歌/1981年)、そして「めぐりあい」(同「機動戦士ガンダムIII~めぐりあい宇宙編~」主題歌/1982年)という、ガンダムファンなら誰もが知っている3曲。これらをGackt流にアレンジを施し、いちからレコーディングを行なった。なお、Gacktが他人の曲をフルアレンジし、カヴァーするのは、自身初の試みでもある。
今回の企画に対しGacktは、「すべてのガンダムファンの心を揺るがすような曲になりました。富野監督にとって、忘れられない誕生日プレゼントにしたいと思います。ガンダムファンの一人として、これ以上のものはないと言いきれます」と意気込みを語っている。
Gacktといえば、物語に登場するセリフをほとんど覚えていたり、主要なキャラクターに至っては声マネを披露するほどのフリークぶり。そんな彼がカヴァーするのだから、期待はおのずと高まる。なお、11月12日には、Gacktヴァージョンの「哀 戦士」が、フジテレビ系全国ネット「HEY!HEY!HEY!」にて初披露される。
2009年には生誕30周年を迎える「機動戦士ガンダム」。現在テレビ放映中の「機動戦士ガンダムOO」(ダブルオー)をはじめ、数あるガンダム・シリーズの原点中の原点、映画「機動戦士ガンダム」がDVD-BOXとして発売される(2007年12月21日・バンダイビジュアル社より)。これに合わせ、このカヴァー楽曲3曲を含む、ニュー・アルバム『0079-0088』が2007年12月19日にリリースされることも決定している。
『0079-0088』(ダブルオーセブンティーナイン ダブルオーエイティーエイト)
<収録予定曲>
・砂の十字架
・哀 戦士
・めぐりあい
・Dears
・Metamorphoze
・君が待っているから
・mind forest
・Love Letter
・Dybbuk
(曲順不同)