一人エルレか!? 逆輸入新人“イノジョー”?

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今、ネットでひそかに話題になっているアーティストがいる。名前は、井上ジョー。

日本人の両親のもとL.A.で生まれ育ち、「男はサーフィンとギターが出来ないとダメだ!」という信念の持ち主。ちなみに、幼い頃には父親にボードを持たされ海に放り投げられたとか。おかげで今では曲作りの息抜きにサーフィンをする、という優雅な生活を送る21歳。

そんな井上ジョーだが、ギターからベース、キーボード、ドラムまで、すべてのパートを自らこなすマルチ・プレイヤーでもある。オフィシャル・サイトでは、楽器に囲まれたL.A.の自室で一人黙々と音録りをする姿を公開しているのだが、衝撃的に普通で……地味な光景が逆に興味深くもある。

西海岸産の乾いたサウンドと、日本人のDNAによる叙情性、ネイティヴな英語の発音とビミョーな日本語の混ざり具合、メロディはどの曲もキャッチーで、歌詞はシャレを効かせたかと思えば棘もあったり。誤解を恐れずに言えば、エルレガーデンのポピュラリティをもち、それを一人で演っちゃってるのだ。

逆輸入新人、井上ジョーのデビューE.P.「IN A WAY」は、9月19日にリリースされる。

■オフィシャル・サイト http://www.inouejoe.com/

▼Yahoo! MUSIC MAGAZINE REPORT
http://magazine.music.yahoo.co.jp/rep/20070810_001/
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