マッカートニー夫妻、アザラシを抱いて侵害罪?

ポスト
アザラシの狩猟を反対しカナダを訪れているポール・マッカートニー&へザー・ミルズ夫妻が、アザラシを抱きかかえたため、海洋哺乳類侵害罪に問われるところだったという。マッカートニー夫妻は先週(3月2日)、狩りの行なわれているセント・ローレンス湾を視察に訪れた際、その場にいたアザラシの子供を抱きかかえていた。

Femalefirst.co.ukによると、監視員は彼らの行動に憤慨したものの、これ以上アザラシ狩猟のことでメディアに注目されることを恐れ、夫妻を告発するのを断念したという。

地元の漁師はこう話している。「深刻な違反ってわけじゃなかった。1頭の子供に接触しただけで、群れの調和を崩したわけじゃない。もし、それ以上のことをするようだったら、こちらも何か行動を起こすつもりだったよ。でも、これ以上追求するつもりはない」

アザラシの狩猟を反対するマッカートニー夫妻には、フランスの女優で動物愛護家のブリジッド・バルドーからも支援の声が上がっている。バルドーは「わたしはこの惨劇を訴えるため、'77年にカナダを訪れたわ。再びこの問題を取り上げてくれたポール・マッカートニーに心から感謝している」と話した。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報