『Vibe』誌社長、来年のVibe Awards開催を宣言
暴力事件で大荒れとなった今年の『Vibe Awards』(11/17ニュース参照:https://www.barks.jp/news/?id=1000003773)だが、『Vibe』誌のケナード・ギブス社長自ら、来年も『Vibe Awards』を開催するとの宣言を行なったと、ロイター通信が報じている。
ギブス氏は今年の暴力事件が来年のアワードの開催の妨げにはならないとし、「もし、我々がアワードを開催しなければ、今まで我々がこのブランド(=『Vibe』)とヒップホップ・カルチャーによって行なってきた全てのことから、正反対の方向に向かうことになる」と語った。また、今回のような暴力行為を「吐き気がする」とし、ヒップホップ・カルチャーのメンタリティーを考慮しなければならないとしながらも、「不幸なことに、暴力行為は創成期の頃からヒップホップに関係していた」とも発言している。
また、ギブス氏は先日起きたNBAインディアナ・ペイサーズとデトロイト・ピストンズの試合中での暴力事件とも関連付けて、「これらの事件には、若い黒人男性が暴れたという共通項がある。衝突状態を解決するために暴力行為というストリート・メンタリティーをエンターテインメントとスポーツの世界で用いた。これらのカルチャーに関わる我々全員はこの現実を直視して、責任のある解決手段を考えなければならない」と続けている。
なお、『Vibe』誌の1月号では授賞式の事件を扱うだけでなく、どのように責任を負うべきかという、ヒップホップ・カルチャー内での姿勢について検討する記事も載せるという。
K.Omae, LA
ギブス氏は今年の暴力事件が来年のアワードの開催の妨げにはならないとし、「もし、我々がアワードを開催しなければ、今まで我々がこのブランド(=『Vibe』)とヒップホップ・カルチャーによって行なってきた全てのことから、正反対の方向に向かうことになる」と語った。また、今回のような暴力行為を「吐き気がする」とし、ヒップホップ・カルチャーのメンタリティーを考慮しなければならないとしながらも、「不幸なことに、暴力行為は創成期の頃からヒップホップに関係していた」とも発言している。
また、ギブス氏は先日起きたNBAインディアナ・ペイサーズとデトロイト・ピストンズの試合中での暴力事件とも関連付けて、「これらの事件には、若い黒人男性が暴れたという共通項がある。衝突状態を解決するために暴力行為というストリート・メンタリティーをエンターテインメントとスポーツの世界で用いた。これらのカルチャーに関わる我々全員はこの現実を直視して、責任のある解決手段を考えなければならない」と続けている。
なお、『Vibe』誌の1月号では授賞式の事件を扱うだけでなく、どのように責任を負うべきかという、ヒップホップ・カルチャー内での姿勢について検討する記事も載せるという。
K.Omae, LA
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